気温差が大…13日は冷たい北風 北海道の天気予報/2025年2月12日更新
北海道のあす13日(木)の天気と、週間予報を、HBCウェザーセンターの児玉晃(こだま・あきら)気象予報士がお伝えします。
児玉気象予報士が描いた、独特なイラストとともに…。
【この記事の内容】
・ポイント解説
・あすの北海道の天気と気温
・あすからの北海道の週間天気予報
・あすの札幌の朝昼晩の天気
3月のち真冬
HBC「今日ドキッ!」でご紹介している、生活情報「児玉のコトダマー!!」
きょうのポイントはこちら。
「3月のち真冬!!」
気温の変化が大きくなるということです。路面状況も大きく変化します。
12日夜はプラスの気温で、湿った雪や雨が降り、路面はグチャグチャになりますが、あす13日は冷たい北風に変わり、寒くなります。濡れた路面がツルツルに凍りそうです。
歩幅を小さくすると、次の一歩も出しやすくなるので、意識してみましょう。
そして湿った雪がしっかり積もるところもあります。
12日夜に降る雪の量です。広く5センチ前後ですが、黄色やオレンジの道北や後志、日高地方の山沿いで20センチ前後です。重たい雪なので雪かき前の準備運動も忘れずに行いましょう。
2月13日の北海道の天気と気温
12日の札幌・大通公園では、雪まつりの大雪像が取り壊され、雪山となっています。
一方、路面は濡れています。ブラックアイスバーンになるおそれもあるので、車の急発進、急ブレーキ、急ハンドルは控えましょう。
では、あす13日の天気と気温です。
午前を中心に雪や雨が降るでしょう。最高気温は朝に観測され、日中は広くマイナスです。風も強く、寒くなるので防寒対策が必要です。
紋別では海に白い線のようなものが見えます。流氷です。
近づいていますが、網走ではまだ陸地から初めて流氷が見られる「流氷初日」を迎えていません。
冬らしい天気の日が少なく、統計史上最も遅くなっています。ただ、週末からはだんだん近づいてきそうです。
13日の時間ごとの天気。道央・道南からです。
朝まで湿った雪が降るでしょう。日中も札幌や小樽、江差などで雪が降ります。大雪にはなりませんが、ふぶく時間がありそうです。
道北・空知です。
午前を中心に雪が降ります。朝は内陸や山沿いではザクザク路面になるおそれがあります。立往生に備え車にはスコップやスノーヘルパーなどを積んでおきましょう。
道東・オホーツク海側です。
朝まで雪が降るでしょう。雪の量は少ないですが、ツルツル路面になるおそれがあります。朝より夕方の方が寒くなるでしょう。
13日からの北海道の週間天気予報
週間予報。日本海側とオホーツク海側からです。
金曜は雪雲が発達し、上川や留萌、空知、後志を中心に大雪になるおそれがあります。土日は気温が上がり、落雪事故などに注意が必要です。
つづいて、太平洋側です。
金曜日も西部で雪が降り、函館では降り方が強まりそうです。土曜日は晴れて寒さが緩み、気温は3月並みです。路面状況の変化に注意して下さい。
2月13日の札幌の朝昼晩の天気
13日の札幌です!朝昼晩の天気をもんすけでお伝えします!
雪が降って、風も強くて寒そうですね。
朝からマイナスの気温で、北風が冷たいのでダウンなどが必要です。うっすら積もった雪の下にはツルツル路面が隠れているかもしれません。転倒事故に気を付けましょう。
雪の情報は、HBCのホームページの「もんすけ雪かき予報」でもご紹介しています。
文・イラスト: HBCウェザーセンター 気象予報士 児玉晃
HBCテレビ「今日ドキッ!」の番組内でも独特(?)なイラストを使って天気をお伝えしています。
HBCウェザーセンターのインスタグラムも開設!予報士のゆる~い日常も見られますよ。
連載「気象予報士コラム・お天気を味方に」
天気予報のほか、天気に合わせた服装の選び方のヒントなど、HBCウェザーセンターの気象予報士が暮らしに役立つ記事をお届けしています。
※12日午後5時時点の情報です。最新の気象情報は、HBCウェザーセンターのホームページなどでご確認ください。HBCは気象庁の認可を2001年に得て以来、民間気象会社の一つとして「HBCの独自予報」を発信しています。
編集:Sitakke編集部IKU