谷山浩子、20年ぶりのインストアルバム『タニヤマヒロコノピアノアルバム』発売が決定 イラストジャケットも解禁
谷山浩子が、9月18日に20年ぶりのインストアルバム『タニヤマヒロコノピアノアルバム』をリリースすることが決定した。
『タニヤマヒロコノピアノアルバム』は、谷山浩子本人による選曲と演奏のセルフカバー・ピアノインストアルバムの第2弾。第1弾アルバム『Mezzo Piano』のリマスター盤を特典CDとして収録した全46曲の2枚組作品となっている。
1990年代半ばからコンサート開演前用のBGMとして、谷山浩子本人の演奏によるピアノインスト曲を流していたところ、ファンの間で好評となり作品化のリクエストが多数上がった。その大きな声に応えて2004年に第1弾となる『Mezzo Piano』を発売し、インストアルバムとしては異例の1万枚のセールスを上げる。その後も「続編」を望む声が多く寄せられ、今年20年ぶりのリリースが決定した。
本作は、ピアノソロ曲として「テルーの唄」(スタジオジブリ映画『ゲド戦記』挿入歌)、「そっくりハウス」「しっぽのきもち」「まっくら森の歌」(NHK『みんなのうた』)などの代表曲から、「うさぎ」「森へおいで」など、52年に及ぶキャリアの中から幅広く収録。あわせてボーナストラックとしてメロディーと伴奏がダビング録音された人気曲「風になれ~みどりのために~」「冷たい水の中をきみと歩いていく」も収録(全25曲)。ブックレットには谷山浩子本人によるメッセージを掲載している。
5日に公開となったイラストレーター小林晃(こばやしあき)によるジャケットは、満開の沙羅双樹の上、ピアノを弾く谷山浩子の姿。今回、谷山からのリクエストで小林との2度目のタッグが実現し、「不思議な絵本のような、いろんな想像がふくらんでワクワクするジャケットです」と、自身もお気に入りの作品となった。
また、本作の発売に合わせて、毎年恒例のコンサート『谷山浩子・猫森集会 2024』の開催も決定した。チケットは、イープラスほかにて9月1日(日)10時より販売開始となる。