災害時の救命救助活動テーマの『レスキューロボットコンテスト』が来年25周年を迎えるみたい。神戸で競技会本選
大規模な都市災害が発生したときの救命救助活動をテーマにしたロボットコンテスト『レスキューロボットコンテスト』(レスコン)が2025年に25周年を迎えるそうです。
レスコンは、1995年に発生した「阪神・淡路大震災」をきっかけに始まった、レスキュー活動を題材としたコンテストです。
学生や社会人を中心に構成されたチームで「災害対応ロボット」(レスキューロボット)を製作し、テストフィールドでのレスキュー活動(競技)を行うんだそう。
各チームは、想定災害シナリオに対してレスキューシステムを提案。制限時間内に「作業ミッション」「調査報告ミッション」「救出ミッション」の3つに取り組み、救助対象のダミー救出を目指します。
画像:公式サイトより
今年は8月に神戸サンボーホールで本選が行われ、兵庫県からは神戸市立高専のレスコンチーム「がんばろうKOBE」、神戸大学の「六甲おろし」が出場。「がんばろうKOBE」がアイデア賞、「六甲おろし」がベストテレオペレーション賞(サンリツオートメイション賞)を受賞したそうです。
2025年のレスコンは、6月に大阪万博会場付近で競技会予選を行い、8月に神戸で本選が開催される予定です。
競技のはじめには、レスキュー活動に関する考えやロボットのアイデアについての発表もあり、各チームがどういう風にロボットを活用してレスキューするのかがわかるので、専門的な知識がなくても見られます。競技会の様子はYouTubeでの動画やライブ配信も行っているので、興味がある人はぜひ見てみてください。
◆関連リンク
・レスキューロボットコンテスト – 公式サイト