<ママ入院!非協力な旦那>小1の娘をひとりに!?旦那「留守番させないのは過保護」【まんが】
数年前のエピソードです。私は主婦みこと(36歳)です。小学1年生の娘あいりと4歳年下の旦那、しゅうた(32歳)と3人暮らしです。そんなどこにでもあるごくごく普通の家庭であるわが家に起こった出来事です。私の体調不良が続いており、1週間ほど検査入院が決まりました。旦那に家と娘のことを頼んだのですが……。
旦那の娘を心配しない様子に驚き、私は言葉に詰まってしまいました。娘は確かに自分のことは一通り自分でできます。けれどまだ小学生1年生の女の子。大人の「見守り」が必要だと思うのです。
最悪な気持ちのまま迫ってくる入院の日にち。どうすればいいのか。このままでは入院する前に体をもっと悪くしてしまうと思いました。私には3歳年上の姉います。小さいときから泣き虫だった私の手をひいてちょっかいをだしてきた男の子に立ち向かっていってくれるような絶対的に私の味方な姉です。そんな頼りになる姉に相談することにしました。
最後に旦那にもう一度確認してみました。もしかしたら日にちが経って、旦那も真剣に娘のことを考えているかもしれない……。しかし旦那は「朝は適当にパンを出す」「俺だって会社休めない」「1週間分の服とか下着とか用意しとけ。風呂の沸かし方とか全部あいりに教えておいてよ」という始末……。
ママが入院することになって娘がその間、心細い気持ちで待っているのに、自分自分ばかりの旦那。そんな人と話をするのも悲しくなるだけと気付いた私。旦那との関係が明らかに今までとは変わっていくことを感じながら入院する日を迎えることになりました。入院中に私が出す答えは、もうとっくに出ている気がします――。
姉は、私が留守の間も娘と一緒に家庭を守ってくれました。でもこれは本来なら旦那が家族としてやるべきことなのに。今回のことで旦那は家族のことを考えず自分本位な行動をする人間ということがわかりました。入院期間、ビジネスホテルを満喫した様子の旦那。姉に電話したのもなんと初日だけ。あとは娘と家を任せっぱなしというのが現実でした。
私は無事に退院をし姉にお礼を言いました。しゅうたは何ごともなかったように、夜仕事終わりに帰宅し、ソファに横たわってスマホゲームで遊んでいました。私はしゅうたに自分の気持ちを話す決意をしました。
旦那は「俺なりにやっていたのに何で離婚なんだ!」と反論します。 「俺なりにやっていた」あれで? どこが? 言ってやりたいことは山ほどありました。でも恐らく何を言っても旦那には伝わらないでしょう。 お互いがパートナーに求める“やって欲しかったこと”の温度差がある。人それぞれ考えや思いは違うから旦那がすべて間違いとは私も思わない。でも同じ家で暮らしている人が、これほどまでに周りが見えなくて、感謝もできなくて、自分のことしか考えられない人だとは思ってもいなかった――。 私は正直にその気持ちを伝えました。 「自分のどこが悪い?」と、自分を顧みることができない旦那は、なかなか離婚に納得はしてくれませんでした。話し合いはもめに揉めましたが、旦那は最終的に離婚を視野に入れた別居に承諾してくれました。 私と娘は、姉の会社の近くのアパートに引っ越すことになりました。ここでも姉が私に手を差し伸べてくれたのです。「いつでも自分も手伝ってあげられるからみんなであいりちゃんのことを愛情満タンにした環境で育ててあげようじゃないの」と。
別居からしばらくして。私たちは離婚をしました。
これからも、娘の自慢のママになれるように自分にできること、 精一杯頑張っていきたいです。 私の答えは「旦那との離婚」でした。でもこの結果に後悔はありません!