小エビがすごいよ 綾瀬市の清水川で生き物探し
綾瀬市リサイクルプラザ近くの清水川で、8月25日に川の生き物を探る「わくわく地球探偵団」が盛り上がった。
NPO法人ふるさと環境市民のイベントで、親子連れなど9人が参加した。幅2mほどの小川は湧水の清流でワサビ田もある。「かやねずみ先生」こと佐藤誠三氏(自然観察員)が網を構えて茂みを足で揺らすなど、捕獲のコツを伝授。子どもたちが網を水中を動かして引き上げると、続々と「いた」の叫び声が。網の中には小さなスジエビが10匹以上跳ねていた。
石の下をひっくり返すとトンボの幼虫・ヤゴや手のひらサイズのモクズガニなども登場。水面にも真っ黒なハグロトンボが、涼し気に飛び交った。1時間ほどかけて約10種類を確認した後、イベントの終盤に生き物を「さようなら」と放流し、子どもたちは名残惜しそうに去ってゆくカニに見入っていた。