【年200万円貯める節約のプロの失敗談】“二度とやらない”後悔した3つの節約法「ストレスが大爆発…」
節約生活スペシャリストの三木ちなです。節約って、やればやるほど正解がわからなくなりませんか? 頑張っているのに、結果が出ない……。じつはわたしも、そんな経験が何度もあります。今回は、「やらなきゃよかった」と後悔した、“二度とやらない節約“の実体験をご紹介します。
1. 野菜を買いだめする
「安いときにまとめ買いしておけば節約になる!」。そう思って張り切って野菜を買い込み、冷蔵庫がパンパンになるほど詰めていた時期がありました。
でも、どんな特売品もきちんと使い切るまでがセットです。ロスするのはもちろん、ムダに買いすぎて使い切ることに一生懸命になるようでは、節約にはなりません。
特に野菜は、傷みやすいため注意が必要。無理に買い込むのはやめて、長期保存できる冷凍野菜を活用してからは、野菜のムダ使いやロスがぐんと減りました。
2.節約レシピをまねする
SNSやレシピサイトで、簡単に作れそうな節約レシピをよく見かけますよね。でも、いざやってみると、味が家族の好みに合わなかったり、調味料を新しく買わなきゃいけなかったり……なんてことも。
わたしも一時期は節約レシピをまねしていましたが、今は参考程度にしています。「家にあるもので作れるメニュー」を優先して、完全にまねするのはやめました。
料理するなら、家族が喜ぶ味つけや手持ちの材料に合わせたほうが、満足度も節約効果も高いです。
3.外食を我慢する
「外食をゼロにすれば、かなり節約できるはず!」。そう思って、数カ月間まったく外食をしなかった時期があります。
結果は……ストレスが大爆発。スーパーやコンビニで爆買いに走り、節約した結果が水の泡になってしまいました。確かにお金は浮きますが、料理を作る側の負担は増え、心の余裕がなくなるんですよね。
今は月に1~2回、外食の日を“ごほうびデー”として楽しんでいます。メリハリをつける方が節約も長く続くので、月数回のエネルギーチャージは必要です。
強引で無理な節約は続かない
節約は、うまく手を抜いて自分に合う方法を探ることがとても大事。家族が笑顔で過ごせて自分も疲れない方法を見つけることが、本当の意味での賢い節約だと感じます。
「ストレスが溜まっている」という方は、家計管理で無理しているポイントを見直してみると、節約のヒントが見つかるかもしれません。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア