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【鳥のさえずりや川のせせらぎを感じて】長野県信濃町の民泊「風を感じて」が11月1日オープン予定

にいがた経済新聞

室内1階の様子。机、椅子、ソファーにもこだわっている

宮﨑重人オーナー。「風を感じて」の表札はオーナー夫人の作で切り絵になっている

ログハウス調の木目が優しく落ち着く民泊で、朝はキツツキが建物を叩く音が聞こえるほど。都会の喧騒を離れて、マイナスイオンたっぷりのこの森の中の民泊で過ごすのはいかがだろうか。

来月11月1日オープン予定の民泊「風を感じて」は、北陸新幹線では飯山駅から30分、上越妙高駅から40分、高速では上信越道信濃町インターから10分、在来線の黒姫駅からは5分というアクセスのよさ。駅からの送迎も可能だ。

民泊「風を感じて」オーナーの宮﨑重人さんは「森に囲まれ、鳥のさえずりや川のせせらぎ、『風を感じて』という名前の通り、風の心地よさを感じることができる場所です。野尻湖や戸隠神社、黒姫高原にも自転車で行ける距離で、アクセスがいいのが特徴です。心のリフレッシュにいかがでしょうか」と話している。

民泊「風を感じて」の外観

日頃のストレスフルな日常から離れて、デジタルデトックスとマイナスイオン、自転車で健康的になるのもいいのではないだろうか。ウッドデッキではバーベキューもできる(セットも貸し出している)ほか、ゆくゆくはサウナの設置も考えているという。

「黒姫駅にレンタルされている電動自転車で野尻湖、黒姫高原スノーパークは30分、戸隠神社奥社駐車場は1時間で行くことができ、野尻湖は一周もできるほか、車では上越の海まで1時間で行けます。ここを拠点に、山や海に行けますし、夏は野尻湖や上越市の海、冬は黒姫のスキー場や野尻湖のワカサギ釣りもあります」(宮﨑オーナー)。

価格は1泊一棟貸しで4万円(定員4人)。食事の提供はないため、持ち込みか自炊となる。また、風呂は中風呂と開放的な露天風呂があり、露天風呂は夜にはライトアップされ、絶景の星空が見える。

外にある浴室

浴室は夜はライトアップされる

長野市は標高約360mで、民泊のある信濃町は約790m。宮崎オーナーは「空気と温度、風が違う」と笑う。自身もオープンカーに乗っているが、「風を感じて」という民泊の名前の由来は、風の心地よさを感じてもらいたいという宮﨑オーナーの想いが詰まっている。

「避暑地としての観光はもちろんですが、防災の観点からペットもOKな避難所として使ってもらいたいですね。ユーザー登録をしてもらい、普段からペット同伴で泊まってもらえば、いざ避難の時にもペットが慣れているので、ペットもストレスなく泊まれると思います。一方、ガスはプロパン、水は地下水を使用し、Wi-Fiは衛星インターネットアクセスサービスのスターリンクを設置するなど災害に強い民泊としていますし、今後はビジネス対応として、プリンターの設置も検討しています」(宮﨑オーナー)。

もともと同じ信濃町にある野尻湖は外国人の間では、日本3大外国人避暑地と言われている場所でもあり、近隣の新潟県妙高市妙高高原地区と長野県斑尾地区で外資の大規模開発も控えている。

「インバウンドや日本人でも、森の中で静かに過ごしたい人向けです」と話す宮﨑オーナーだが、これからインバンドがよく見る旅行サイトに掲載予定であるほか、インバウンド向けにレンタカーも展開する計画があるなど、今後の黒姫エリアの観光情報とともに、この特徴ある民泊「風を感じて」から目が離せない。

室内1階の様子。机、椅子、ソファーにもこだわっている

2階ロフト部分のベッド

【問い合わせ先】 宮﨑重人オーナー 電話090(4538)7052

(文・写真 梅川康輝)

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