桐蔭横浜大学 GXをテーマに越境学習 他大学と連携し、報告会
桐蔭横浜大学は昨年12月から県内外の大学・高校と連携し、「GX(グリーントランスフォーメーション)による持続可能なまちづくり」についての越境学習を行ってきた。その最終報告会が同大学で3月26日に開催された。
GXとは温室効果ガスの排出削減と経済成長の両立に向けた社会変革の取り組みのこと。越境学習ではこれまで、「各大学が所在するエリアでどのようにGX化を進めるか」が課題として挙げられ、学生らがアイデアなどを出し合ってきた。
報告会では、その一例として「名産の焼酎の粕を利用した再生可能エネルギーの利用」「クリーンエネルギー、観光、まちづくり、三位一体のまちづくり」などの提案を学生らが発表。その後、挙げられた例をより具体的に進めるための討論が行われた。同大学は、「この学習を通じて、学生たちが持続可能なまちづくりに貢献できる人材へと成長することを期待する」としている。