小田原城も新年の準備 年末恒例のすす払い
小田原城で12月11日、恒例の「すす払い」が行われ、一年で溜まったすすやほこりを清掃した。
当日は小田原城総合管理事務所の職員4人が、この日の朝に城内で伐採した約5メートルのメダケで、天守閣や常盤木門の汚れを払い落とした。
今年度の小田原城の来場者は10月末時点で約35万。3月までに60万人の見通しで、コロナ流行前に戻っているという。
同事務所の押田健一さんは「8月末の大雨で城址公園をはじめ市内では大きな被害を受けた。すす払いで厄を払い、気持ちよく新年を迎えられると思います」と話した。