認知症について学ぶ 神大生の紙芝居も
六角橋地域ケアプラザで8月22日、認知症講座「〜地域で増やそう〜見守りパトロール隊!」が開催された。
認知症についての正しい理解や、周囲のサポートの仕方などを学んでもらうための企画。地域の親子らが参加した。
今回は、神奈川大学の学生たちも参加。孫と祖母のやりとりを通して、認知症の症状について分かりやすくまとめたオリジナル紙芝居の読み聞かせを行った。紙芝居作りもはじめての挑戦だったというが、ストーリー・絵・読み聞かせの3グループに分かれて完成させた。遠藤琉玖(りく)さん(2年)は、「若年性アルツハイマーなど、認知症は高齢者だけのものではないと分かった。自分事として考えてもらえれば」と話した。
その後は、同地域ケアプラザの職員が、声かけや接し方などを解説した。最後は、参加者全員で意見を交わし、「感謝の気持ちを伝えたい」「勇気を出して声掛けをしたい」などの声が上がった。