【LIVE REPORT】LiVS、メンバー脱退を乗り越え5人体制でリスタート「綺麗事だと思われるかもしれないけど、ここでずっと歌い続けたい」
取材&文:西澤裕郎
写真:伊藤洸太
LiVSが2025年3月30日(日)、「今年度解散したグループのグッズ持参で入場無料」となるワンマンライブ<SEASON OF CHANGE LiVE>を東京・下北沢MOSAiCにて開催した。
“人間最高”をコンセプトに活動を続けるアイドルグループ、LiVS。元WACK代表・渡辺淳之介から出資を受けたALL INc.主催によるアイドルオーディション「THE LAST CHANCE PROJECT」を経て、2023年8月13日にデビュー。2024年には下北沢シャングリラ、SHIBUYA WWWXでのワンマンライブを成功させ、2025年以降にLIQUIDROOMやZeppでのワンマンを目標に、ライブを中心に活動を続けている。
順風満帆に歩みを進めているかに思われたLiVSだったが、3月21日(金)、メンバーのコチャキンTVがLiVSを脱退することが突如発表。「パフォーマンスを磨くためにより多くの時間を費やしたいメンバー・運営の意向と、学業も両立し将来の可能性を広げたいというコチャキンTVの意思にずれが生じたため」の脱退だと発表された。
翌日3月22日(土)の青二祭からは、コンニチハクリニック、スズカス・テラ、ミニ・マルコ、ユニセックス、ランルウの5人体制での活動をスタート。3月25日には定期公演ファイナルとなるワンマン<Let’s Meet LiVS>を5人体制で行った。
リスタートを切ったLiVSが3月30日に開催したライブのレポートを掲載する。
5人体制でのリスタート
©伊藤洸太
5人体制で2度目となるワンマンとなった<SEASON OF CHANGE LiVE>。
日曜日の朝11時15分スタートという時間にも関わらず、会場を埋め尽くす目撃者(※LiVSファンの総称)たち。ほとんどの人たちがLiVSの黒いTシャツを身に纏っている。そして、今年度解散したであろうグループのグッズを身につけている人もいる。
開演時間になりメンバー5人が登場し、「Shooting Star」でライブをスタートさせると、目撃者たちの大きな歓声で会場の温度が上がった。メンバーたちの表情も明るく力強い。自己紹介をする中でも、まったく落ち込んだ表情や、5人体制になったことを不安に思わせるような瞬間はない。むしろ、「やってやるぞ」という気迫のようなものさえ感じる。その姿は、初ライブのときの彼女たちとは別人のようだ。メンタル面でもかなり強くなったのだなと感じられる。
©伊藤洸太
自己紹介明けに歌ったのは「Preserved」。25日に行われた5人体制初ライブで一番最後に披露したこの曲の中で、マルコは「悔しいこと、苦しいこといっぱいあるけど、私たちは音楽で“大丈夫だよ”って言うしかないんだ! 歌え!」と叫んだ。その言葉通り、この日もLiVSは全身全霊で歌いパフォーマンスを行った。
ランルウ©伊藤洸太
コンニチハクリニック©伊藤洸太
ユニセックス©伊藤洸太
スズカス・テラ©伊藤洸太
ミニ・マルコ©伊藤洸太
目撃者たちの熱い盛り上がりも加わり、これまで以上に熱量溢れるライブが展開されていった。メンバー自身、かなりの気合が入っていることもあり、6人体制のときに比べてエネルギーが凝縮され、ある種ロックバンドに近いようなライブとなっているのが印象的だった。
ヴォーカル面では、メインの1人であったコチャキンTVの脱退により、アイドル色が薄くなった部分も大きい。そうしたバランスの均衡が変わったことにより、グループとしての表現の部分で、この先LiVSの色がどうなっていくのかは大きく気になるポイントだ。楽曲面での幅の広さもLiVSの魅力の1つ。この先、LiVSの楽曲面のパフォーマンスがどうなっていくのかも注目ポイントとなるだろう。
ライブ終盤のMCでマルコは、こう語った。
「大切なものを失って前を向けないときとか、悲しいこととかたくさんあると思うんだけど、綺麗事だと思っちゃう人もいるかもしれないけど、私達のライブを見て、この場所が楽しいだったり、生きがいだったり、そういうふうに感じてもらえるように、ここでずっと歌い続けたいなって思ってます。だからLiVSはこれからもここにいるし、みんなそれぞれ日常悲しいこと、つらいこと、楽しいこといっぱいあるかもしれないけど、そんな感情をみんなが持ち寄って、素敵な場所にしていけたらいいなって思ってます」
LiVSにとっての生きがいはライブにあり、また、彼女たちの本心や感情を伝えられるのはライブの場なのだろう。
それに応えるように、最終曲の「ZOMBiES→」では、3月22日に誕生日を迎えたマルコを、目撃者たちがサイリウムを照らして祝った。
©伊藤洸太
5人体制となりリスタートを切ったLiVS。決して歩みを止めない力強さを見せた彼女たちが、ここからどのような道を切り開いていくのか。彼女たちは、4月26日に2nd EP『WARMiNG』をリリースし、全国4大都市を回り、5月7日(水)への下北沢シャングリラワンマンへと向かっていく。彼女たちが全てを発揮できるライブという場所で、どのような想いを表現してくれるのか。“人間最高”をコンセプトに活動を続ける彼女たちが作るこれからのライブに、より強く期待したい。
LiVS©伊藤洸太
セットリスト
『SEASON OF CHANGE LiVE』
2025年3月30日(日)@下北沢MOSAiC
1. Shooting Star
2. EGO
3. CONNECT
4. Preserved
5. 脱Masquerade
6. 僕の声、跳ね返る
7. Colorful
8. WITH YOU
9. RとC
10. ときとき
めきめきガガーリン
11. Believe
12. JUST ONCE
13. BACKLiGHT
14. ONE
15. Don’t Look Back
16. Letter
17. ZOMBiES→
■ライブ情報
2nd EP『WARMiNG』Release Tour “Revenge Shangrila”
4月26日(土)@東京 下北沢251
OPEN 11:00 START11:30
4月27日(日)@仙台 enn3rd
OPEN 17:00 START17:30
5月3日(土)@大阪 LIVE SQUARE 2nd LINE
OPEN 17:00 START17:30
5月4日(日)@名古屋 新栄DAYTRIVE
OPEN 17:00 START17:30
5月7日(水)@東京 下北沢シャングリラ
OPEN 18:00 START18:30
ゲスト:しのだくん(トップシークレットマン)
『WARMiNG』リリースイベント詳細
4月7日(月)タワーレコード池袋店
OPEN18:40 START19:00
4月10日(木)タワーレコード渋谷店5F
OPEN19:00 START19:30
4月12日(土)タワーレコード新宿店
OPEN19:00 START19:30
4月17日(木)タワーレコード川崎店
OPEN18:30 START19:00
4月21日(月)タワーレコード横浜ビブレ店
OPEN18:30 START19:00
4月25日(金)タワーレコード池袋店
OPEN18:40 START19:00
4月26日(土)タワーレコード錦糸町パルコ店
OPEN18:30 START19:00
4月27日(日)タワーレコード仙台パルコ店
OPEN12:30 START13:00
5月3日(土)タワーレコード梅田NU茶屋町店
OPEN12:30 START13:00
5月4日(日)タワーレコード名古屋近鉄パッセ店
OPEN11:30 START12:00
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