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『K-1 WORLD GP 2026～-90kg 世界最強決定トーナメント～』が2026年2月8日（日）、代々木競技場第二体育館（東京都）で開催される。K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級タイトルマッチが決定し、12月5日（金）には対戦カード発表記者会見が行われた。王者・金子晃大に大久保流唯が挑むファン待望の1戦で、壮絶な撃ち合いが期待される。

2人は2024年9月29日に行われた『K-1 WORLD MAX 2024』の-55kg世界最強決定トーナメント・決勝戦で対戦。金子が右ローキック一発で2R 0分26秒にKO勝ちした。その後、金子は今年5月31日のノンタイトル戦で、池田幸司に試合開始早々ダウンを奪われ、0ー2での判定負け。しかし、9月7日のタイトルマッチでは3－0の判定で池田にリベンジした。一方、大久保は金子に敗れてから連勝中。しかも、今年の3戦は3連続KO勝ち（不戦勝を除く）で勢いに乗っている。

会見で金子は、「このベルトに人生をかけてきた。僕の試合に対する動きだったり、試合に対するモノっていうのは、戦ってきた方々の思いも背負っていると思います。いろんな人の思いを背負いながら戦っていきます」と、22年2月の戴冠以来、5度目となる防衛戦に意気込みをみせた。

対する大久保は「1年半前に金子選手に敗れてから、やっときたなという感じです。あの時はK-1のチャンピオンになれる器じゃなかったと感じてます。2月8日は偉大なチャンピオンに挑み、最後、皆で勝って笑いたい。死に物狂いで練習をして、必ずベルトを巻きたい」と、王者をリスペクトしながらも、自信をのぞかせた。

試合巧者の金子か？ 上り調子の大久保か？ タイトルマッチの重圧をはねのけて、勝利をつかむのはどちらか？ 試合開始のゴングから固唾をのんで見守りたい。

また、同大会では王者SAHOにKrush王者ソフィア・ツォラキドゥ（ギリシャ）が挑戦する女子フライ級、王者・松谷綺とベロニカ・ロドリゲス（メキシコ）が対戦する女子アトム級の各タイトルマッチに加え、朝久裕貴と里見柚己が争うライト級王座決定戦も行われる。

K-1グループ王者同士による頂上決戦となったK-1 WORLD GP女子フライ級。SAHOは24年3月にギリシャのアントニア・プリフティを判定で下して、第3代王者となった。KANAからベルトを取ったプリフティから日本に王座を奪還したSAHOが、今回迎えるのは同じギリシャの19歳ツォラキドゥ。因縁めいた顔合わせと言える。

今年8月23日に行われた池内紀子の初防衛戦で延長戦の末勝利し、第7代Krush女子フライ級王座に就いたツォラキドゥ。今回も波に乗り、連続でタイトル奪取となるか、はたまた、SAHOが経験の差を見せるか。この1戦からも目が離せない。

発表済みの対戦カードは次の通り。

▼K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
金子晃大 vs 大久保流唯

▼【株式会社ALL商店 Presents】 第7代K-1 WORLD GPライト級王座決定戦/3分3R・延長1R
朝久裕貴 vs 里見柚己

▼K-1 WORLD GP女子アトム級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
松谷綺 vs ベロニカ・ロドリゲス

▼K-1 WORLD GP女子フライ級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
SAHO vs ソフィア・ツォラキドゥ

▼K-1 WORLD GPバンタム級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
石井一成vs TBA

▼K-1 WORLD GP 2026 -90kg世界最強決定トーナメント
マハムード・サッタリ vs TBA

▼K-1 WORLD GP 2026 -90kg世界最強決定トーナメント
マルコ・ブラック・ダイヤモンド vs TBA

さらに、大会タイトルとなっている-90kg 世界最強決定トーナメントには、世界各国から強豪が来日予定。重量級ならでは迫力あるKO劇が大いに期待される。出場選手名は、まだ発表されていないが、クルーザー級（-90kg）現王者のティアン・ターザン（オランダ）らの参戦決定が待たれる。

チケットはイープラスで発売中。席種と料金は次の通り。

・ロイヤルシート／ 70,000円 （当日 70,500円）
・アリーナSRS席／ 50,000円 （当日 50,500円）
・アリーナRS席 ／30,000円 （当日 30,500円）
・アリーナS席 ／15,000円 （当日 15,500円）
・スタンドS席／15,000円 （当日 15,500円）
・スタンドA席 ／10,000円 （当日 10,500円）
・スタンドB席 ／7,000円 （当日 7,500円）
・小・中学生シート（自由席）無料＝数量限定

良い席は、早めの確保をおすすめしたい。