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綾瀬の農村風景 オペラに 5月18日『愛の妙薬』上演

タウンニュース

海老名市文化会館での練習

「綾瀬でオペラを!の会」が5月18日、オーエンス文化会館で『愛の妙薬』を上演する。農民姿の登場人物たちが繰り広げるロマンチックコメディで、イタリア語の作品(ドニゼッティ作曲)。市民にオペラに親しんでもらうため、登場人物は漢字の名前とし、幕末の綾瀬近郊の農村を舞台設定にして挑む。

主催は「綾瀬でオペラを!の会」。文化会館の大ホールには舞台と観客席との間に箱型のオーケストラピットがある。この舞台装置を生かし、市民とプロが力を合わせて2012年からオペラを作ってきた。初演は「カルメン」、15年に「アイーダ」、17年には「道化師」と「カバレリア・ルスティカーナ」の2本立て、22年は「魔笛」を上演した。

『愛の妙薬』は主人公ネモリーノが美人で頭の良い娘に恋をするストーリー。偽医者からだまされて入手した「愛の妙薬」にすがるが、娘は軍曹に求婚されてしまう―というもの。ユニークな登場人物たちが物語を織り成し、綾瀬オペラ管弦楽団や合唱団も作品を盛り上げる。昨年6月にソリストのオーディションを実施、約40人の出演者も決まった。自主練を経て、3月から合同稽古が続いている。

公演監督は座間市在住で昭和音楽大学大学院講師の石川誠二さん(64)が務める。海老名市文化会館での稽古(4月26日)では台本を手に登場人物たちの動きを細かく指示してシーンに磨きをかけた。「最後はほっと安心できる、誰でも共感してもらえる物語。字幕もつけます」。幕末頃の農民風の衣装は同会メンバーがモンペや作務衣を持っている人を訪ね歩いて揃えた。

農民役の谷原文江さん(77・上土棚南)はオペラに参加して13年になる。ボイストレーニングを受けながら参加してきた。「演技を通じて登場人物の気持ちを感じ取ってほしい」と話した。

公演は5月18日(日)、午後2時開演。チケットはS席7500円から。(問)同会内村代表【携帯電話】090・4202・6724

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