台風前にやるべき備えとは?住まいのプロが教える今すぐできる台風対策!【住まいコンサルタントまえうみさきこ】
OKITIVE 読者のみなさん、 こんにちは! ~幸せのカギはお部屋しだい!~ 住まいコンサルタントのまえうみさきこです。 毎回「お部屋の上手な使い方」をお伝えしてます♪
夏の初めは台風の季節でもありますよね。 台風が多い沖縄に住んでいる私でも驚くほどその規模が大きくなってきているので、毎回、備えを事前に確認しています。台風は事前に対策出来る災害です! ということで、台風前の備えについてお伝えしていきます。 実際に台風の被害に遭った知人の情報も追記していますので、かなり参考になると思います。
停電への備え
①携帯やモバイルバッテリーの充電をフル充電にしておきましょう ②車から充電出来るコードを準備しておきましょう ③車のガソリンを満タンにしておきましょう 風圧が強いと、車も飛びます。飛ばないための重しにもなります。 ④出来る限りの氷を作っておきましょう ・あとで飲み水にもなります ・暑さをしのぐのためにも使えます ・ビニールが隙間で作れてグッド!なるべく大きい方が溶けないです ・ご飯を炊いておきましょう(炊飯器が使えなくなるので) ⑤ランタン、電池の備蓄をしておきましょう ⑥うちわなどの暑さをしのげるグッズを準備しておく サラサラシートなども便利 ⑦情報源と気分紛らわしには電池があれば聞けるラジオもオススメ
断水への備え
①浴槽に水をいっぱいにしておきましょう マンションなどの集合住宅は、停電になると断水する可能性が高いです。生活用水として溜めておきましょう。
②飲料水を確保しましょう ・レトルトを温めたりするのにも水は必要です。 基本、台風時は調理しない!冷蔵庫の食材は、上陸前にあらかじめ調理して保存しておきましょう!
暴風雨への備え
①外には基本的に何も出さない! 事前に、家の周囲に置いてあるものを確認、撤去し、家の中に入れましょう。 傘ひとつが人の命を奪い、サンダルひとつが窓ガラスを割ることもあります。
②排水溝の掃除とその周りの清掃 ・ベランダなどの排水が詰まると、部屋の中に水が入ってきます。窓に養生テープを張ってもあまり意味がないので、あらかじめ飛散防止フィルムを貼るか、間に合わない場合は段ボールなどで内側から補強しましょう ・雨戸、カーテン、ブラインドなどは閉めておきましょう ・サッシの隙間から吹き込んでくる場合は、タオルより”介護用おむつパッド”が最強です!ペット用より断然吸収力があります。(シートタイプで吸い取り回数が多いものが◎) ・網戸が飛ばないように、あらかじめ外すか補強しましょう
③その他 ・カセットコンロ、ガスボンベも準備しておきましょう。 ・救急薬品、おむつ、生理用品などを準備しておきましょう ・食料品の準備も大事です。停電になったり暴風雨の中ではご飯を作る気もなくなるかもしれませんので、簡単に食べられるものを準備しておくのがおススメです。
停電時の熱中症対策
①凍らせたペットボトルが便利! 久々に停電を経験した際、夏場の停電は、熱中症と断水は死活問題だとあらためて感じました。 以前、断水し、苦い思いをしたことがあったため、浴槽に水は貯めておいたので助かりました。
暑いときには、寝床近くに、タライに入れたペットボトルを置くだけでもヒンヤリします。周囲の空気が冷えて、ペットボトルへ水分を放出し、室内の湿度が下がります。溶ければ生活用水か飲料として飲むこともできます。
また、凍らせたペットボトルは、冷蔵庫の保冷剤としても活躍します。 2日ぐらいなら電気復旧まで冷蔵庫の中身も耐えうるかもしれません。 また、充電式の首にかける扇風機とか、暑さ対策グッズも買っておくこともおススメです。
いかがでしたでしょうか? 台風は、上陸する日があらかじめ把握でき、事前に対策出来る災害です。 直前に慌てないように、一週間ぐらい前から準備をしておくことが対策として大事です。