湘南鎌倉総合病院で核医学の国際研修 IAEA連携、海外から19人参加
核医学の専門家育成を目的としたプログラムが、8月5〜9日に湘南鎌倉総合病院先端医療センターで開かれ、海外から19人の医療関係者が参加し、講演やワークショップを通じて理解を深めた=写真(5日)。
2018年、国内11の大学・機関で構成する共同事業体と、各国のがん治療のサポートも行うIAEA(国際原子力機関)が、アジアにおける核医学分野の人材育成に向けた連携を強化するため協定締結。その枠組みに湘南鎌倉総合病院も昨年から参加。今回の研修では、民間医療機関として初めて会場となった。
参加者は院内の放射線治療施設や、医療研究が進む湘南アイパークも見学した。海外からの医療関係者を受けれた同院・中島留美医師は、「みなさんがプログラムに満足された様子でよかった」と話した。
同院は今後も、国内の共同事業体、IAEAとともに核医学の専門家育成に協力していく。