Yahoo! JAPAN

カーマニアの安東弘樹が、これまた車が大好きな方をお迎えしてお送りする番組。
今週も4月12日から今シーズンも開幕しました「SUPER GT」を祝して「SUPER GT」スペシャル！
今シーズンもGT300のカテゴリーで戦う「チームUPGARAGE」の石田誠監督、そしてエースドライバーの小林崇志選手と野村勇斗選手をゲストに、モータースポーツの魅力を存分に伺いました。

TEAM UPGARAGE

2015年からGT300クラスに参戦。
2019年シーズンから2024年シーズンまでHONDAのNSXにて参戦していましたが、参戦11年目を迎えた今シーズンからはメルセデスAMG GT3にマシンを変えて、シリーズ優勝を狙います。
今シーズンもエースドライバーはベテランの小林崇志選手。
そして若手の有望株、野村勇斗選手のコンビで2025年シーズンも盛り上げます。

新加入の野村勇斗選手

2022年、フランスF4選手権でレースデビュー。
2勝と2回の表彰台を獲得し、ランキング7位を獲得。
またレッドブル・ジュニアチームの一員としても活躍されます。
2023年からFIA-F4選手権に参戦。
1勝と8回の表彰台でランキング4位。
2024年は7回の優勝で最終戦を待たずにシリーズチャンピオンを獲得し、今シーズンからチーム・アップガレージの一員としてGT300に参戦します。
石田監督曰く「粋のいい新人」。
果たして今シーズン、どんな活躍を魅せてくれるのか楽しみですね。

レースの魅力は「バトル」

小林選手と野村選手、それぞれにレースの魅力を伺うと、やぱり鎬をけずる戦いが繰り広げられる「バトル」。
市販車では考えられない異次元のスピードで抜きつ抜かれつ。
一つステアリング操作を謝れば、重大な事故にも繋がりかねない、そんな一瞬の気も抜けない熱きバトルが至る所で繰り広げられています。

ちなみに野村選手は「カートで鍛えたバトルには絶対的な自信がある」
そして小林選手は「クラッシュを恐れてチャレンジしないなんてあり得ない。全く怖くはないですね」
チームのため、そしてオーディエンスのために闘争心むき出しで命懸けで走るその姿を、是非、現地で焼き付けてくださいね。

TEAM UPGARAGEは11年目突入

チームを率いて11年目のシーズンを迎えたTEAM UPGARAGE。
そこで石田監督はこれまでの活動を「楽しい10年、でも辛い10年でもあった」と振り返ります。

なかなかシリーズチャンピオンに届かないもどかしさ。
しかし日本のモータースポーツの発展のため、そして車ファンを1人でも増やすために辞められないと語ります。

そんなTEAM UPGARAGEの今シーズンについて
「シリーズ優勝は神のみぞ知ること。でも最低でも最終戦までチャンピオンになれる権利を取りに行く。それが監督の使命」と述べます。

そしてエースドライバーの小林選手は「自分たちの持っている力を100％出すことが大事。ドライバーだけじゃなくメカニックなども、チーム全体が力を出し切り８戦を戦っていきたい」

さらに新加入の野村選手は「特に開幕戦が大切。その後のシーズンの行方を左右すると思う。そのためにもまずは予選。予選は純粋に一番速いレーサーを決めることができる。ここで最大限の実力を発揮して結果を出して、速いことを証明したい」

(TBSラジオ『GARAGE HERO’ｓ～愛車のこだわり～』より抜粋)