怒れる生物をなだめるこの方法は、愛猫には逆効果!?【猫エッセイ】交通事故にあった猫を拾いました
こんにちは。3匹の猫と1頭の犬と暮らし、二児の母でもあるtamtamです。
ある日、交通事故にあった猫(凶暴)を迎え、一緒に暮らすことになりました。
一時期は安楽死とまで言われた猫様でしたが、気合と根性で見事に復活。
しかし後遺症が残り、野良猫として生きていくことができなくなった、たまちゃん。
そんな猫様をサポートをしていきたい人間と、人の手なんか借りたくない猫様のお話です。
突然ですが、噛まれてます
おかーさんです。
突然ですが、たった今噛まれてます。
何があったのかと気になる皆様のために詳しくお話しすると…
たまちゃんの目ヤニを取ろうとしただけです。以上。
くつろぎタイムに手を出されたことが相当嫌だったのか…(多分原因ここ)
兎にも角にも、動けません。
動いたらきっと…おおっと、口にするのも恐ろしや…
さて、この膠着状態をどう打開すべきか。
某アニメ映画、ナ○シカを思い出して…
おかーさんの答えは、これ!
みなさん、この光景を見て思い出すのはきっと世界共通で、某アニメ映画のあの感動のワンシーンだと思います。
攻撃性を向けてしまった動物に対し、優しく受け止め、寄り添う…
みなさんは実践したことがありますか?
ちなみに言うと、私は何度も実践経験があります。
では、これを実践した結果、たまちゃんの場合はどうなるかを教えてあげましょう。
唸り始める元野良猫。思ってたんと違うぅぅ!!
たまちゃんのアンサーは違いました!!!
あくまでもたまちゃんの場合、恐ろしく逆効果なのです。
生物学的に解説すると、顔を覗き込む=喧嘩上等と取られてしまうわけで。
おかーさんの慈悲の眼差しも、たまちゃんには「不良のガンつき」と同等なのだろうか…
火に油を注ぐがごとく、たまちゃんの顎に力が加わっていきます。
でも、懲りずに何度もやってしまうのです。
いつか必ず、ナ○シカになれるその日まで。私は諦めません。
たまちゃん本日の一言
あんたには無理や
tamtam プロフィール
動物病院で動物看護士として勤務後、現在は個人で犬猫を預かり里親を探す「一時預かりボランティア」を続けている。犬猫の保護や介護について、大変な現実だけでなく、楽しさ・幸せをSNSで発信し大きな話題に。
2022年「たまさんちのホゴイヌ」(世界文化社)、2023年「たまさんちのホゴネコ」(世界文化社)を出版。著者印税を動物福祉活動に充てている。
instagram:@tamtam__111