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【お盆のキシャメシ傑作選】その人気は千葉の夢の国レベル?!巷で話題のたこ焼きを初実食

にいがた経済新聞

お盆の期間は、編集部が選んだキシャメシ傑作選をお送りします

初回掲載:2024年7月2日

編集部コメント:並んでも、待ってでも食べたいたこやき、その引力がすごい。あと、この記事は写真の撮り方、使い方がまさにお手本

ずっと気になっていた食べ物があった。

しかしそれは、いつも決まった場所では売っていない。ある日は新潟市内、ある日は新発田市、ある日は田上町という風に、日によって場所が変わるのだ。

なぜならそれは、キッチンカーだからである。まるで、さすらいの旅人のようだ。

この日は新潟市南区で取材があった。前日に気になっていたこのキッチンカーの予定をSNSで確認したところ、なんと南区のマスヤ味方店に出店との情報が。それは絶好のタイミングとばかりに、この日のお昼はここへ行こうと楽しみにしていたのだ。

そのキッチンカーとは、たこ焼きの「にいたこ」である。

新潟県産コシヒカリの米粉を使用した、新潟らしいたこ焼きを提供しているとのこと。SNSで前からチェックをしていて、一度食べてみたかったのだ。

このにいたこ、かなりの人気らしく、休日の出店では最高180分待ちを記録したこともあるのだとか。まるで千葉の夢の国のような待ち時間……ものすごい人気ぶりである。平日でもタイミングによっては待ち時間があるとのことで、その間に買い物をしたり、近所だと一旦家に帰ったりするお客さんもいるのだとか。

キシャは、前日までに予約ができるという裏ワザがあることを知っていたので、この日は前日にSNSからメッセージを送り、お昼に食べられるように予約しておいた(予約数には限りがあるとのこと)。

バラエティに富んだたこ焼きメニューがあり、どれも食べてみたいが、やはり最初は王道の「元祖ソースマヨ(8個入り700円)」だろう。

予約をしておいたので、伺った際にはすぐに受け取ることができた。

焼き立てのたこ焼きを頬張ることが、どれだけ危険なことは知っている。しかし、念願のたこ焼きを前にして、箸を置くことはできない。フーフーと息をかけて恐る恐る味わってみた。

噂通り、このたこ焼きはまるで飲み物のようにトロトロで、まるでクリームのようだ……うまい!!

出汁が効いている。そして米粉の甘さとたこの旨みがじんわりと口に広がるのだ。たこも大ぶりで食べごたえがある。これは人気の理由に納得なのである。

実は、会社のメンバーにもと、もう1パックも注文しておいた。こちらは、ねぎマヨ(8個入り750円)。

青ねぎがたっぷり乗っかっていて、こりゃぁ、ねぎ好きにはたまらない。

販売しているアルコールを横目に、「我慢我慢……」と自分に言い聞かせ、にいたこを後にした。次は休日に運転手を連れて、この青い車に会いに行こう。

(編集部・A)

【関連リンク】
にいたこインスタグラム

【キシャメシ】は、にいがた経済新聞編集部のメンバーが、日々の取材活動の合間にいただく昼ご飯を日替わりで、真正面から他意を入れず、何モノにもとらわれず、お仕着せのグルメリポートに背を向け綴った、キシャの日常モノローグ。さて明日の担当キシャはどこで何を食べるのか、お楽しみに。

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