城山陸上競技場 改修終え供用を再開 日本連盟公認施設を継続
昨年10月から改修工事が行われていた小田原市の城山陸上競技場が、4月1日にリニューアルオープンした。
改修工事は、(公財)日本陸上競技連盟の2種公認を継続させるためのもの。2種公認とは、陸上競技の練習や国内競技会の運営が円滑に行われ、競技で出た記録の信頼性を保証するための制度。城山競技場は1955年の開設以来、2種公認競技場の認定を受けており、改修により2030年3月末まで認定期間が継続されることになった。
今回の改修工事はスポーツ振興くじ助成金を受けて実施。走路全体のウレタン舗装を更新したほか、メインスタンドとバックスタンド側に写真判定装置を設置できる支柱の新設、棒高跳レーンを移設した。ほかに水濠の整備や走高跳用マットなどの備品の購入もスポーツ振興くじ助成金が活用されている。
今回のリニューアルにより、今後も日本陸上競技連盟の加盟団体などが主催する選手権大会、主要な競技会の開催が可能となった。