助産師さんに褒められた!徹底的に取り組んだ【体重管理】
ライターの【ミッキ】です。現在は1歳半の息子を育てながら、ライター業と主婦業に励む毎日を送っています。
小さな胎児に、必要以上の栄養摂取は控えよう!
2年におよぶ不妊治療が終了し、念願の妊婦生活を送ることになった私。その中で、特に気をつけたのが【体重管理】です。妊娠したらおなかの赤ちゃんに栄養を送るため、たくさん食べないといけないと思いがちだったと思うのですが、私は助産師さんから、「まだ大豆程度の小さな胎児に、過剰な栄養は必要ない」と教わったので、普段どおりの量を心がけて食事を取っていました。
私の場合、食べづわりがひどかった妊娠初期。3度の食事以外の間食については、少量の白ご飯を多めのお湯でふやかしたお茶漬け、リンゴなどの果物を取ってしのぎました。油分と炭水化物を避けるよう気をつけた結果、妊娠初期の大幅な体重増加を抑えることに成功しました!
なぜ、私がそこまで体重管理に気を配るのか?
私が【体重管理】に重きを置いていた理由は、帝王切開と低体重児出産のリスクを下げたいと思ったからです。太りすぎることで、自分だけでなく赤ちゃんの発育にも大きな影響が出たり、太ることで高血圧や早産のリスクも同時に抱えたりすることがあると耳にして、私の中で危機意識が芽生えていたのです。
そのきっかけは、知人の体験談を聞いたこと。妊娠中に激太りした結果、妊娠高血圧症候群を発症し、早産での帝王切開、そして産後2週間ほど入院をしたと話してくれました。その話を聞いて以来、【体重管理】は自分と赤ちゃんのために課せられた、“妊娠中の大きな試練”だと考えるようになりました。
食べ過ぎると、大事な赤ちゃんに悪影響を及ぼしかねないと知り、妊娠中は、必要以上に食べることを少し我慢しようと思いました。やせ形の私は、自分自身を大きくせず、赤ちゃんだけをしっかりと育てようと決意したのです。
妊娠後期は、おなかだけがポコンと出ている妊婦さん
妊娠後期に差しかかっても、妊娠前と同じ食事の量を守った私の姿は、前から見ると普通の女性、しかし横から見るとおなかが前に出ている妊婦さんという風になりました。
「妊娠前と同じ量を食べていると赤ちゃんが小さく育っているのでは?」と思うことが多かったのですが、肝心の赤ちゃんはおなかで大きく育っていました。そして、おなか以外は、妊娠前の体形をキープしていました。
おなかの赤ちゃんの胎動もしっかりと動いており、私自身、血圧や尿たんぱく値の異常も全くない状態でした。
妊娠後期。食事の量だけではなく、運動量も心がけ
妊娠後期になると、食事の量だけでなく、私は運動量も意識するようになりました。出産を果たすには充分な体力が必要と考え、1日1時間以上ウォーキングをして足に筋肉をつけようと考えたのです。もちろん、無理は禁物。自分の体調と相談しながら、進めました。
食事の量の管理とウォーキングという自分なりの努力の結果、妊娠前と出産直前の体重差を11㎏程度に抑えることに成功! 担当の助産師さんには、「教科書通りの理想的な妊婦さん」と褒めていただきました。
ただ、出産予定日1週間前からは食事の量を少しだけ増やしました。出産には相当体力が必要だと思ったからです。一時的に量を増やすことで、カロリーを体内に蓄積できるので、長時間におよぶと思われる出産に耐えられると考えました。その甲斐があってか、自然分娩で大きめの健康な赤ちゃんを産むことができました。
【体重管理】を徹底したおかげか、妊娠41週目で、母子ともに問題なく、身長49㎝、体重3156gの男児を出産しました。心配していた産後のトラブルも、下痢以外はあまりなく、体重も依然と同じ水準に戻すことができました。私の場合、妊娠前と同様に家事をこなすこと、食事の量を特に増やさないことで、無理なく急激な体重増加を防ぐことができました。安産で息子を迎えることができ、よかったなと思っています。
[ミッキ*プロフィール]
現在、34歳の主婦兼在宅ライター。1歳半の息子の育児に奮闘しながら、家事と在宅での仕事の両立に励んでいます。
今春から息子は一時保育にお世話になっており、毎回のお弁当に入れるおかず作りに悩まされています。
そんな母は、今日も書いて、育児をして、料理を作って頑張ります!※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。