『ディセンダント5』製作決定 ─ 『ディセンダント ライズ・オブ・レッド』の直後から始まる
誰もが知るディズニーのヴィランたちの“子ども”を主人公に描くミュージカル映画『ディセンダント』シリーズ第5作が製作されることがわかった。米が報じている。
本シリーズは、“もしディズニー・キャラクターに子孫がいて、10代だったら?”というユニークなアイデアに着想を得て製作された作品。2024年にはシリーズ第4作『ディセンダント ライズ・オブ・レッド』がリリースされたばかりだ。
第4作では、オドラン高校に入学したハートの女王の娘レッドが、同校とシンデレラに復讐を企てる母親を止めるべく、シンデレラの娘クロエと一緒に過去へタイムスリップ。若かりしハートの女王が悪へ走る運命を変えようとするストーリーが描かれた。
タイトル未定の第5作は、4作目の直後から始まる。タイムトラベルの冒険から戻ったレッドとクロエにとって、「幸せな結末」とは何なのかという疑問の答えを探りながら、第4作のラストで示された「時の流れを変えれば代償が伴う」という警告を掘り下げる内容となる。現代のワンダーランドを舞台に、「不思議の国のアリス」の新キャラクターが追加されるようだ。
第5作には、レッド役のカイリー・キャントラル、クロエ役のマリア・ベイカー、マドックス・ハッター役のレオナルド・ナムが続投する。
新キャストとして、レッドの妹ピンク役で「ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル」などに出演の俳優・歌手リアマニ・セグラ、マッドハッターのもう一人の息子マックス・ハッター役で「ALERT 失踪者緊急警報」のブレンドン・トレンブレー、ルイサ・マドリガルの息子ルイス・マドリガル役で『The Legend of Juan Jose Mundo(原題)』のアレクサンドロ・バード、キャプテン・クックの娘ヘイゼル・フック役で『ザ・プロム』(2020)のキアラ・ロメロが加わる。
監督を務めるのは、『グッド・オン・ペーパー』(2021)のキミー・ゲイトウッド。脚本は、製作総指揮も兼任する『スニーカーシンデレラ』(2022)のタマラ・チェストナ、『ディセンダント ライズ・オブ・レッド』のダン・フライ&ルー・ソマーが手がける。製作総指揮にはゲイトウッドのほか、これまでにシリーズを手がけたスザンヌ・トッドとゲイリー・マーシュも復帰する。
ディズニー・ブランデッド・テレビジョンのアヨ・デイヴィス社長は、第4作の反響がファンのシリーズへの愛を証明したと述べ、「次回作ではその伝統を基盤に、『ディセンダント』を特別な作品にしている魔法と音楽、そして心温まる要素をさらにお届けする予定です」と意気込みを語った。
果たしてレッドとクロエがどのような代償を払うことになるのだろう。製作も間も無く開始される見込みだという。
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