カルビ丼が350円の驚き価格!春日野道・焼肉屋台『BAKUBAKU』のランチ 神戸市
阪急春日野道駅を降りてすぐの高架下にある『焼肉屋台 BAKUBAKU(バクバク)』(神戸市中央区)。物価高騰が続くなか「カルビ丼」が350円(税込)で食べられると聞いてランチタイムに伺ってきました。
肉の卸売業を営んでいた代表・田中さんが経営するお店で、今年9月に創業22年を迎えます。昼も夜も安さが魅力で、地元の人のみならず電車に乗ってわざわざ訪れる人も多いのだとか。
ランチメニューはこちら。うわさどおり「カルビ丼(シングル)」は350円!あまりの安さから、実際は定食メニュー(450円~)の注文が多いそうです。グレードアップしても500円以下なのはうれしい♪
肉を強火で一気に焼き、そうすることで余分な脂が飛び、ジューシーな仕上がりとカルビ本来の旨みが楽しめるように。「よく焼きで」や「タレ多めで」といったリクエストもOKです。
提供までスピーディ。「カルビ丼」のシングル(写真)は、肉80グラム、ご飯130グラムとなり、急いでいるときのランチにもぴったりです。ちなみにダブルは肉が160グラム、トリプルは240グラムとなります。
丼ぶり類は、2年ほど前まで三宮・阪急高架下の「桜や」(現在は閉店)でも提供されており、あの味がここでも食べられます。
肉を知り尽くした田中さんが一定の基準を満たしているもののみを使用。香ばしくも脂の甘みが広がり、弾力のある歯ごたえがクセになります。(ダブルにしておけばよかった…!)
味の決め手となるタレは、醤油ベースでたまねぎやにんにく、コチュジャン、洋ナシや桃などの果物といった複数の素材から作り、肉との相性も抜群♪フルーティーで辛さはほとんど感じられなかったです。
タレは保存料・着色料を一切使っておらず、身体にもやさしいのがまたびっくり。ご飯の底までタレがしみこみ、最後の最後までおいしく楽しめます。
系列店でもある隣の精肉店『MEATS(ミーツ)』では、丼ぶりと同じ「生タレ」が販売されているので、帰りにチェックしてみてくださいね。
トッピングにおすすめなのは「キムチ」。春日野道「山下商店」のキムチを使い、甘みがあり、辛さが得意でない人でも食べやすい“ピリ辛風味”です。一層食欲をかきたててくれました。
「スープ」は鶏ガラベースで、わかめ、ねぎが入ったシンプルな一杯。「カルビ丼」と対照的な味わいのため、メリハリを付けながらいい箸休めにもなりそうです。
店内はテーブルが54席あり、ランチタイムの混雑時は“相席をお願いする場合がある”ので了承を。12時台や、特に土曜が混み合うためずらしての訪問がおすすめです。
予約限定で夜のお得な宴会メニューも見つけました。90分の飲み放題が付いて3,500円から焼き肉が食べられるのは驚きです。まさに肉の卸売業を営んでいるからこそ実現できる価格帯ですね。
三宮から1駅電車に乗るだけで、ここまで安くなるのかと、時代の逆を貫く同店の底力を目の当たりにしました。
場所
焼肉屋台 BAKUBAKU
(神戸市中央区割塚通7-1-16 灘高架下193)
営業時間
11:30~14:00(L.O.13:30)、17:00~22:00(L.O.21:30)、日曜17:00~22:00(L.O.21:30)
定休日
水曜・日曜ランチ