ケリングの第3四半期は10%減の減収続くも回復傾向 「グッチ」は18%減、「サンローラン」は7%減
「グッチ(GUCCI)」や「サンローラン(Saint Laurent)」を始めとするラグジュアリーブランドを擁するケリンググループ(Kering Group)は10月22日、2025年12月期の第3四半期決算を発表した。売上高は前年同期比10%減となる34億1500万ユーロ(約6078億円*)だった。依然として2桁減となる減収だが、第2四半期(15%減)からは改善している。
ブランド別の売上高は、「グッチ」は前年同期比で18%減となる13億4300万ユーロ(約2390億円)だった。「サンローラン」は同7%減となる6億2000万ユーロ(約1103億円)、「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」は同1%減となる3億9300万ユーロ(約699億円)。ケリンググループの3大ブランド以外の「バレンシアガ(BALENCIAGA)」や「アレキサンダー マックイーン(Alexander McQueen)」などの売上高の合計は同5%減となる6億5200万ユーロ(約1160億円)だった。
*1ユーロ=178円換算(10月27日時点)