2億円追加 一般会計補正予算案 伊賀市
三重県伊賀市は8月26日、2億136万円を追加する一般会計補正予算案を発表した。3日に始まる9月定例月会議に提出する。
新規事業では、故障や老朽化が著しい青山福祉センター(同市阿保)のガス空調設備改修工事費約2274万円を計上した。2027年4月に予定する霊峰中(新堂)と柘植中(柘植町)の統合に向けた校区再編事業では、霊峰中校舎のバリアフリー化など改修工事の設計業務委託料約1178万円と、統合中学校に進学するいがまち地区の3小学校を対象に交流会経費約17万円を盛り込んだ。
小学校給食センター建設事業では、自校式の友生小(ゆめが丘)が27年度から配送対象校に追加する計画であることから、給食受け入れに必要な改修工事の設計業務委託料約215万円を予算化した。
増額する他の主な事業は次の通り。
▼地区市民センター維持管理経費(約110万円) 島ヶ原会館を廃止して26年4月から同施設に同地区市民センターの機能を移転するための改修工事など
▼八幡町市民館施設改修事業(約663万円) 上野地区の指定緊急避難場所と指定避難所になっている同館2階を利用する際、バリアフリー化のため「いす式階段昇降機」を新設する
▼ごみ処理広域化検討事業経費(約496万円) 伊賀市と名張市、笠置町、南山城村が共同で検討を進めるごみ処理広域化の施設を整備する適地選定業務委託経費など
▼窓口業務経費(約1247万円) 23年10月から実証実験として実施する古山と阿波、矢持の3郵便局でのレジデントファックスによる証明書発行などの行政窓口サービスをキオスク端末による証明書発行に変更する