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すでに8回鑑賞したお客さんに声優陣もびっくり! 劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像』公開記念舞台挨拶レポート

アニメイトタイムズ

写真:アニメイトタイムズ編集部

2025年4月19日(土)に、劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像』の公開を記念して、TOHO シネマズ日比谷で舞台挨拶が行われました。

舞台挨拶には高山みなみさん(江戸川コナン役)、山崎和佳奈さん(毛利蘭役)、小山力也さん(毛利小五郎役)、高田裕司さん(大和敢助役)、小清水亜美さん(上原由衣役)ら声優陣に加え、ゲスト参加した山田孝之さん(大友隆役)、山下美月さん(円井まどか役)が登壇。

映画の感想や、映画の舞台が長野の雪山にちなんだトークを展開。本稿ではその舞台挨拶の模様を速報レポートでお届けします。

【写真】劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像』公開記念舞台挨拶レポート

公開1日で観客動員69万人、興行収入10.5億円突破の大ヒット!

MCの呼び込みでステージに登壇した声優陣とコナンくん、そして今回の主役とも言える小五郎のおっちゃんの9名。

まずはみなさん軽く挨拶を行いながら、公開できた喜びや今の心境を語っていきました。

挨拶が終わると、速報として初日の上映結果がお披露目。なんと、公開1日で観客動員69万人、興行収入10.5億円を突破というビッグニュースに、お客さん、そして登壇者一同どよめきます。

この数字はシリーズ歴代ナンバーワンヒット作である『100万ドルの五稜星』のスタートに比べて109%ということで、さらなる記録更新への期待も高まります。

続いて、以前行われたファンミーティングで高山さんが、本作の舞台が山であることにかけて、1回鑑賞することを"一ヶ岳登頂"と呼ぼうと決めたのですが、今回の舞台挨拶は上映後ということでみなさん"一ヶ岳登頂"済み。何度も見たくなる作品なので、たくさん見てほしいとしつつ、会場に居るお客さんに複数回"登頂"した人が居るか尋ねると、何人もの方が手を上げています。

まさか……と思いながら高山さんが8回登頂の"八ヶ岳"(本作の舞台である長野に実在する有名な山)をした人は居るかと聞くと、なんと上映2日目にも関わらず、すでに登頂済みの人が! これには登壇者一同驚きを隠せません。

「ちゃんと寝てる?」「眠りの小五郎になってないよね?」

など思い思いにツッコミながらも、それほど見たくなる作品だから嬉しいと感謝を述べました。

続いて各登壇者に見どころや好きなシーン、アフレコの話など話題が振られていきます。その中で高山さんはネタバレに気をつけながらも「大人を手玉にとるシーンが多かった」とし、今回は優秀な長野県警に安心して任せられたので、「点と点をつないでいく役割だった」といつもとは少し違うコナンの立ち回りが見られることをアピールしました。

他にも、今回の主役である小五郎の活躍について小山さんは「小五郎が劇場版で活躍するのは20年ぶり」であると喜びつつ、お気に入りのシーンを尋ねられると一言「腕は落ちてない!」と述べると、会場のお客さんたちは納得の声をあげていました。

また、今回スポットがあたった大和敢助役の高田さんは、最初映画に登場すると聞いた時はここまでメインの話だと思っていなかったそう。その後、TVアニメの収録で高山さんから詳しい話を聞き、とてもびっくりして急にプレッシャーを感じたそうです。しかし台本いざ台本を読むと、そのプレッシャーはワクワクした緊張感に変わったと語ってくれました。

小清水さんもこの話を受け、高田さんから「今回長野県警がメインになる」と聞いた時に二人で「どうしよう」と相談しあったエピソードを披露。さらに「コナンファンから想像を超える期待と熱量をいただいた」と、頑張りたい気持ちと同時にとても緊張したことを覚えていると話してくれました。

続いて、今作は山が舞台になっていること、そして出演者に"山"が付くキャストがとても多いということで、山にちなんだ「今年、登りつめたいこと」をフリップに書いて披露することに。

1番手の山下さんは「旅行を登りつめたい」、一人でいろんなところに旅行するのが好きな山下さんですが、今年はもっと極めていろんな海外に行きたいと語ります。

2番手は山田さん。男なら誰でも思うんじゃないか、と前置きし「相撲に挑戦して土俵際まで関取つめたい」と回答。
そんなに男の人って相撲したいの? と問われた男性陣は思わず否定。しかし山田さんは撮影とか仕事でなく相撲をしたいと熱く語っていました。

3番手の小清水さんは「良い塩梅の怠惰をのぼりつめたい」。休む時は思わずだらけすぎるか、逆に全然休めないかと極端なので、ちょうどいい感じに休む感覚を身につけたいそうです。

折り返しの4番手、高田さんは「ゴルフを登りつめたい」とシンプルだけどわかりやすい回答。「長年やってるけど、そろそろうまくなりたい」と語ると、高山さんから「みんなスポーツしたいの?」とツッコまれていました。

5番手、小山さんの回答は「今年は代々木でバズーカをぶっぱなしたから、このまま2045年まで登りつめたい」とのこと。MCがなぜ2045年なのか尋ねると、「ファンミーティングの際バズーカをぶっ放したので、その勢いのまま20年後の次の小五郎活躍回まで頑張りたい」という20年ぶりネタを活かした内容でした。

6番手の山崎さんは「縄文杉に登りつめたい」。木に登りたいわけではなく、以前の収録で屋久島の話をした際、スタッフがロケハンで屋久島に行ったと聞き、とても羨ましかったそう。なのでぜひ屋久島に旅行し、縄文杉のもとまでたどり着きたい、と話してくれました。

トリの高山さんは「衣替えに登りつめたい」と回答。今年は暑かったり寒かったりとなかなか気温が落ち着かず、さらに忙しいこともあり衣替えをするタイミングがなく困っているそうです。クローゼットに衣替えしたい服が"山"になっているというオチも完璧で、客席からは拍手があがっていました。

登りつめたいトークが終わったところで、今作の主題歌を歌うKing Gnuよりビデオメッセージが。公開初日となる18日に新宿歌舞伎町でゲリラライブを行ったKing Gnu。ライブの盛り上がりを話つつ、「扉の音」が聞こえた時にお客さんが最高潮に達したと、曲の聞き所を挙げていました。

ビデオメッセージが終わったところで、イベントは終了の時間に。最後は高山さんの掛け声にあわせ、お客さんみんなで「真実はいつもひとつ!」と声を張り上げ、大喝采の中舞台挨拶は終了となりました。

[取材・文・撮影:二城利月]

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