大竹まこと「置いてけぼりになっていく」ついていけないサービスの変化を語る
お笑い芸人の大竹まことがパーソナリティを務めるラジオ番組『大竹まことゴールデンラジオ』(文化放送・毎週月〜金曜13:00~15:30)2月17日の放送では大竹とフリーライターの武田砂鉄氏が、障害者差別解消法に関する毎日新聞の記事を取り上げた。
大竹まこと「本当は便利なツールとしてやるんだけども、その波に乗れない人たちはどんどん置いてけぼりになっていくと。人件費を少なくしたり、レジで誤魔化しがきかないようになったり、色々な便利さがあるんだろうけど一方、もちろん目の見えない人、耳の聞こえない人だけではなくてこの中には年寄りも立派な弱者として入るわけで。俺なんかでもスマホで入力してくださいっていうお店は一回入ったけど2度と近づかないようにしてるよね。砂鉄さんいかがですか?」
武田砂鉄「例えば回転寿司などもタッチパネルで注文する店が増えて。この前行ったときに注文したけど中々来ないなと思ったら注文したあとここに一度入っていますみたいな、最終的に確定しないと来ないみたいな感じで。僕なんかはそういうことかって分かりますけど年配の方とかそういったタッチパネルに慣れてない方はなんでずっと来ないんだって思いますよね。店員さんからしてみればもう一度ここを押せば……ってなるわけですけど。そういうのを共有するというのが難しい」
大竹「店によって違うもんね」
武田「そうですよね。でもこの効率化って人件費を下げるということが一番の目的なので。ただこの合理的配慮というのは義務化されていることなので、こういった問題が起きているということに対しては解消しなければいけないわけですよね。その動きは今の効率化されてた流れの中で無視されているところではありますよね」
大竹「美穂さんたちは大丈夫ですか?そういうところは。韓国なんかもキャッシュレスが進んでるんじゃないですか?」
阿佐ヶ谷姉妹・渡辺江里子「そうですね、私たちは割と穴場に行ったというのもあって、キャッシュレスと聞いていたんですけど割と現金でというのが多かったんです」
阿佐ヶ谷姉妹・木村美穂「でも阿佐ヶ谷とかだとスーパーがもう全部セルフレジになっていて。最初は戸惑いましたけど、もうやらざるを得ないというか、慣れないとやっていけないなということでやるようになりましたけどね」
江里子「支払いのカードもどこに乗せれば良いのか、差し込めば良いのかみたいなものが数台のレジに対して1人係員さんがいるような感じでね。聞きたいけどすぐには聞けないみたいなことがありますからね」