「ニジマス親子丼を堪能!」エリアトラウト釣行でニジマス42匹手中【滋賀・醒井養鱒場】
醒井養鱒場での釣行をレポート。放流直後には間に合わなかったものの、ミノーやスプーンを駆使して攻略を重ね、最終的には42匹をキャッチ。ニジマス親子丼も格別で、釣りと食の両方を満喫できた一日となった。
醒井養鱒場でエリアトラウト
まだまだ気温の高い日が多く、身体に堪えることも少なくない。こうなると自然と快適に過ごせる釣り場に足が向くものだ。
関西圏には標高の高い山などがあるが、釣りを加えるとすると渓流釣りでは虫に悩まされることもあり、昨年はアブやブヨに追いかけ回された思い出がある。
いずれにせよ「釣り」という条件を加えると自然に醒井養鱒場というワードが思い浮かんで来た。週末に釣行を予定してHPを見ていると、どうやら今週末はイベントで来場者の中でもルアーエリア利用の券の購入者には無料でニジマス親子丼が振舞われるとのこと!
これは行かない手はないとのことで釣行することにした。特にこのニジマス親子丼は来場者から好評で、食にも誘われての釣行である。また約1年振りの醒井養鱒場釣行にも期待が高まった。
放流直後には間に合わず
自宅を午前6時前に出発したが、開場のタイミングには間に合わなかった。予定より行程に時間が掛かり到着は9時前となってしまった。当然、放流は既に終わり活性の高い個体が釣れている状況であった。
スプーンとミノーで連発
桟橋の川寄りに入る事が出来たのでまずはセカンドカラーのスプーンで狙っていく。ロデオクラフトのノアSの自塗りでゴールドベースにオリーブをサイドに入れて赤ラメを入れたカラーだ。既にホームの千早川マス釣り場ではいい結果を残してくれているカラーである。
早引きで引いてみると中層レンジから飛んでくる個体が多くポツポツと拾える感じであったが、水温が高いせいもあり30分程で反応が薄れてしまった。
次にイーグルプレーヤー50スリムGJとTCレイゲンのミノーで狙ってみる。やはりミノーが効く釣り場なので反応は上々だ。お昼までに何とか20匹を達成したタイミングでお昼とした。
お昼はニジマス親子丼
お昼はお楽しみのニジマス親子丼である。釣り場の奥の食堂での配布だったので交換券を持って並ぶ。まず驚いたのはニジマスのイクラで見慣れたサケのイクラと違い、黄色み掛かったイクラであること。
味はサケ同様であるがプチプチとした食感が美味しい。そこに濃厚なサーモンの旨味が追いかけて来る。至福の時間であった。お腹も膨れた所で釣り場に戻ろうとするが、やはり日差しの強さが気になる……。
表層攻めでニジマスヒット
この日は快晴で気温が高く、日差しも背中を照らしていた。醒井養鱒場特有のマスが桟橋の日陰に定位する姿もある反面、表層でのライズが時間が経つにつれ多くなって来た。
やはり表層にある何かに反応しているようだ。ここで水面直下を引きやすいシャースfe0.6gに替えて着水と同時に引くといきなりヒット。その後もミスバイトはあるものの攻略のキーの予感がした。シャースfeで反応が少なくなれば、少しアピール度の強いシャースpに替えて引くと反応が続く。
日がかなり傾き始めるタイミングでは連続ヒットとなった。同じルアーでもカラーを替えたり巻き速度やバジングを入れるなど目先を変えてやるとヒットは続く。このような時はフックも鈍り易いので頻繁に交換を行った。食い気はあっても針が残りにくい場合は細軸のフックにしてみたり工夫も必要だった。
最終釣果
17:45に終了時刻となり駐車場に移動。最終の釣果は42匹と何とか形にはなった。ただ放流のタイミングに遅れた事や午前中の魚の活性の変化について行けなかった事が課題であると感じた。次回はより良いタイミングで挑戦し、一層釣れるように努力したい。
<福岡崇史/TSURINEWSライター>