Yahoo! JAPAN

第4次韓流ブームから5年!「韓国ドラマ=Netflixで観る」方程式の誕生に一役買った作品10選

Danmee

tvN『愛の不時着』主演ヒョンビン ©Danmee

韓国ドラマは、韓流ブームのたびに存在感を増し、第4次韓流ブームでは、さらに日本における地位を強固なものにした。いまやエンタメの1つとして多くの日本人に親しまれている韓国ドラマ。2000年代序盤に巻き起こった第1次韓流ブームにはじまり、数年ごとにブームが訪れて存在感を増してきた。

特に今から約5年前の2020年に起こった第4次韓流ブームでは、その地位をさらに強固なものに。Netflix(ネットフリックス)で配信された作品が大ヒットして、社会現象を巻き起こしたのが記憶にあたらしい。

同サービスといえば世界的には、映画を彷彿とさせるような演出が施されたオリジナル作品が、人気と関心を集める傾向にあるが、当時日本人を虜にしたのは、本国のお茶の間で放送されるタイプのいわゆる“テレビドラマ”。Netflixで同時配信され、現在も多くの人を魅了してやまないあれだ。

あまりの面白さに口コミで広がり、ついにはNetflixの知名度までアップ。それ以降も、同サービスで配信された様々な作品が好評を得て、いつしか“韓国ドラマ=Netflixで観る”という方程式を否定できないほどになった。

そこで本記事では、第4次韓流ブーム以降、Netflixを大きく躍進させるのに一役買ったといっても過言ではないほど、多くの日本人を魅了した韓国のテレビドラマを10作ピックアップして紹介する。

(図)Danmee 春の韓ドラ王者は「いつかは賢いレジデント生活」!シリーズの魅力を受け継ぎ堂々の首位

愛の不時着 (tvN/2019~2020)

『愛の不時着』は、第4次韓流ブームのまぎれもない立役者。寝不足になってまで観る人が続出するなど、北朝鮮のエリート軍人と韓国の財閥令嬢が繰り広げる切ないラブストーリーに多くの人が涙した。

主人公はもちろんそれ以外の登場人物も魅力的で、どのシーンも見逃せない。笑いあり涙あり、トキメキありの物語が視聴者を楽しませてくれる。

●キャスト:ヒョンビン、ソン・イェジン、ソ・ジヘ、キム・ジョンヒョン、オ・マンソク 他
●Netflix配信中(2025年8月15日現在)

梨泰院クラス (JTBC/2020)

『梨泰院クラス』は、前出の『愛の不時着』とともに、第4次韓流ブームを巻き起こした青春リベンジ劇。正義感が強く強い信念を持った青年が困難や不正に正攻法で挑み、夢を叶えようとするサクセスストーリーに多くの視聴者が感動した。

主演パク・ソジュン扮する主人公の髪型を真似する人が登場したほど愛された作品で、彼がそれまでにも増して、日本で人気を獲得したのは言うまでもない。

●キャスト:パク・ソジュン、キム・ダミ、アン・ボヒョン、ユ・ジェミョン、クォン・ナラ 他
●Netflix配信中(2025年8月15日現在)

賢い医師生活 (tvN/2020)

『賢い医師生活』は、現在までにシーズン2とスピンオフ版が世に送り出された大人気ドラマシリーズの第1弾。韓国の医療ドラマを代表する作品の1つで、日本にも根強いファンが多い。

20年来の友人である5人の医師たちによる、ついクスっと笑ってしまう息の合った掛け合いや、病院内で繰り広げられるヒューマンストーリーが見どころだ。

●キャスト:チョ・ジョンソク、キム・デミョン、チョン・ミド、チョン・ギョンホ、ユ・ヨンソク 他
●Netflix配信中(2025年8月15日現在)

夫婦の世界 (JTBC/2020)

『夫婦の世界』は、韓ドラにおける不倫ものの決定版といっても過言ではない大ヒット愛憎劇。後に日本リメイク版が制作されるほど好評を得た作品で、夫の服に付いた1本の髪の毛をきかっけに、妻の壮絶な復讐がスタートする。

クズ夫に肝の座った不倫相手、次第に常軌を逸していく妻のやり取りがスリリングで、ホラーよりも怖く物語は一見の価値あり。洗練されたドロ沼劇となっている。

●キャスト:キム・ヒエ、パク・ヘジュン、ハン・ソヒ、パク・ソニョン、キム・ヨンミン 他
●Netflix配信中(2025年8月15日現在)

サイコだけど大丈夫 (tvN/2020)

『サイコだけど大丈夫』は、“大人の童話”と呼ぶにふさわしいファンタジックな演出と映像美、観る者を癒すストーリーで、日本でも好評を得たヒューマンロマンチックコメディー。

心に傷を抱えた者が出会って互いに癒しながら成長していく過程が丁寧に描写され、観る者の感動を呼ぶ。社会的メッセージとミステリー要素まで盛り込まれており、見応えのある1作となっている。

●キャスト:キム・スヒョン、ソ・イェジ、オ・ジョンセ、パク・ギュヨン、キム・チャンワン 他
●Netflix配信中(2025年8月15日現在)

青春の記録 (tvN/2020)

『青春の記録』は、将来や夢、現実を見つめる若者の姿と、その奮闘を描いた青春ロマンス。パク・ボゴムをはじめビョン・ウソクとパク・ソダムが、等身大の演技で視聴者を魅了した。

考え方はもちろん境遇や置かれた状況も異なる3人が、青春ならではの悩みとぶつかりながら懸命に前に進もうとする姿に元気をもらえる1作。共感を誘うストーリーが繰り広げられる。

●キャスト:パク・ボゴム、パク・ソダム、ビョン・ウソク、クォン・スヒョン、ハ・ヒラ 他
●Netflix配信中(2025年8月15日現在)

恋慕 (KBS/2021)

『恋慕』は、韓ドラ史に名を残すロマンス時代劇の1つ。日本配信当時、連日のようにネット上で話題になり、全話公開後も興奮冷めやらない韓ドラファンが多かった宮廷ラブストーリー。

正体を偽って世子として生きる女性と初恋の男性との恋の行方をはじめ、権力争いや陰謀に巻き込まれるなか、どのようにして自分が生きる道を切り開いていくのかが見どころだ。

●キャスト:パク・ウンビン、ロウン、ナム・ユンス、チェ・ビョンチャン、ぺ・ユンギョン 他
●Netflix配信中(2025年8月15日現在)

その年、私たちは (SBS/2021~2022)

『その年、私たちは』は、チェ・ウシクとキム・ダミ扮するカップルが、かわいいとして大きな話題を呼んだ再会ロマンス。一度別れた男女が、ひょんなことをきっかけに再び関りを持つようになって物語が展開されていく。

過去の痛みを抱えたままの男女が新たな関係を築く過程を描いており、リアリティー溢れる恋模様が共感と感動をプレゼントしてくれるだろう。

●キャスト:チェ・ウシク、キム・ダミ、キム・ソンチョル、ノ・ジョンウィ、アン・ドング 他
●Netflix配信中(2025年8月15日現在)

ヴィンチェンツォ (tvN/2021)

『ヴィンチェンツォ』は、第4次韓流ブームを巻き起こした『愛の不時着』と『梨泰院クラス』に負けないほど、多くの視聴者に愛された犯罪ブラックコメディー。組織に裏切られたイタリアマフィアの顧問弁護士が、韓国に戻って巨大悪徳企業との戦いに挑むストーリーだ。

目には目を歯には歯をと言わんばかりに、悪には悪で対抗する展開が抜群の爽快感をプレゼントしてくれる作品。適度にコミカル要素も盛り込みながら、テンポよく物語が繰り広げられる。

●キャスト:ソン・ジュンギ、チョン・ヨビン、オク・テギョン、クァク・ドンヨン、チョ・ハンチョル 他
●Netflix配信中(2025年8月15日現在)

海街チャチャチャ (tvN/2021)

『海街チャチャチャ』は、温かなラブストーリーと人間模様、自然溢れる美しい風景が好評を得て、韓ドラファンから支持されたロマンチックコメディー。都会出身で田舎に開業した歯科医の女性と、地元で街の人を助けながら生きる素朴な男性の物語だ。

性格も考え方も異なる男女が徐々に心を通わせていく過程をはじめ、ベールに包まれた男性の過去が明らかになるストーリーが大きな視聴ポイント。観終わった頃には、心がほっこりする作品だ。

●キャスト:シン・ミナ、キム・ソノ、イ・サンイ、コン・ミンジョン、ソ・サンウォン 他
●Netflix配信中(2025年8月15日現在)

(ライター/西谷瀬里)

おすすめの記事

新着記事

  1. トレンドヘアで差がつく!旬顔になれるショートヘア〜2025年夏〜

    4MEEE
  2. 買い逃したら後悔するよ!プチプラのスニーカー5選〜2025年晩夏〜

    4MEEE
  3. もっと早く知りたかったわ。【ロピア】の大人気商品が腰を抜かすほどウマいよ

    4yuuu
  4. <パートだけど…>退職代行で辞めるってあり?慢性の人手不足で言い出しづらくて…

    ママスタセレクト
  5. 【キーンランドC・新潟2歳S】東大HCは前走海外重賞2着のウインカーネリアン本命 京大競馬研の本命は能力GⅠ級と評価(東大・京大式)【動画あり】

    SPAIA
  6. 一度食べたらやみつき……。切って和えるだけの「きゅうり」のウマい食べ方

    4MEEE
  7. ビッグサンダーマウンテンやバズ・ライトイヤーがリニューアル ウォルト・ディズニー・ワールドが2026年までの新要素を発表

    あとなびマガジン
  8. シェリーメイのぬいぐるみがリュックサックになった ダッフィー&フレンズの「ウィッシング・ウィングス」新グッズ

    あとなびマガジン
  9. おしゃれ女子はすでに注目!旬顔になれるボブヘア〜2025年夏〜

    4MEEE
  10. ONE N' ONLY「BOOM BASH」ダンスパフォーマンス映像を公開!

    encore