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「西日本JRバス」の夜行バス・高速バス車両紹介! 3列独立シート・4列シート・2階建てバスを総チェック

バスとりっぷ

大阪府大阪市に本社を置く「西日本JRバス」の車両紹介! 大阪から東京・北陸・四国など、かなり幅広く各地へ夜行バス・高速バスを走らせています。ハイランクな「ドリームルリエ号」や「グランドリーム号」をはじめ、標準の4列シートや2階建てバスまでご紹介いたします!

【画像】高級感のあるデザイン(75枚)



グランドリーム号(3列シート)

「グランドリーム号」の外観には、白地に金文字で「Gran Dream」と書かれています。4列シートと比べるとハイランクな車両になるため、外観も高級感があります。

シートは3列独立シート。シート座面の幅は約46.5cm、リクライニング角度は最大で約135度です。リクライニングに連動して座面が上がる「クレイドルシート」が採用されており、レッグレスト・フットレストも完備。このクレイドルシートはJRバスグループのオリジナルです。

また、西日本JRバスの車両共通の設備であるWi-Fiやコンセントも完備されています。

車両中央の階段を降りるとトイレです。


2階建て車両のグランドリーム号(3列シート・4列シート)

2024年10月現在、関西〜東京間のグランドリーム号は基本的にこの2階建て車両で運行されています。

2階は3列シートです。プライベートカーテンがあり、座席はクレイドルシートが採用されています。

USBポートをはじめ、必要な設備が一通り揃っています。

一方、2階建ての1階部分は通常の4列シート。10席ほどしかありませんが、その分オトクになっているので、リーズナブルに移動したいときには1階もオススメです。

トイレは1階の出入口を入ってすぐ、階段手前にあります。

共通の設備:車内トイレ・Wi-Fi・コンセント・空気清浄機付きエアコン・スリッパ(夜行便のみ)・読書灯・女性専用席(夜行便のみ)


ドリームルリエ号(2列シート・3列シート)

大阪~東京を結ぶ「ドリームルリエ号」に使われる車両はこちら!

白を基調とした車体に、いかにもプレミアムな金色の文字で「Dream Relier」とデザインされています。

ドリームルリエ号には

・プレシャスクラス(2列シート)
・アドバンスクラス(3列シート)

という2つのシートランクが存在します。
それぞれのシートで設備が変わってくるので、以下で詳しく紹介します!

■プレシャスクラス

ドリームルリエ号の前方に4~6席しかない高級な2列シート。いろんなバスに乗っていますが、2列シートを見たのははじめてで、ちょっとテンション上がってしまいます!

シート座面の幅は約60cmとかなり幅広。リクライニング角度に関しては約156度となっています。シートには低反発素材が使われており、長時間の乗車でも疲れを感じさせません。

夜行バスでありながらほぼ個室のような空間で快適そのもの。シートまわりの設備もかなり充実しており、スマホ置き・フレキシブルライト・ヒーター付きレッグレストなど、普通の夜行バスにはないような設備・機能がポイントです。

さらにドリームルリエ号は共通でアメニティも無料で付いてきます。セットの内容はスリッパ・あったかアイマスク・化粧水&乳液となっています。

■アドバンスクラス

ドリームルリエ号の標準シートはこちら。それでも3列シートで十分な設備です。シート配置は2+1列の配置ですが、2列のほうもパーテーションがあるためほぼ3列独立シートです。

シート座面の幅は約46.5cm。リクライニング角度は約148度とプレシャスクラスと大きな差はありません。シートピッチについても1m以上となっており、広々と座れますよ。

グランドリーム号と同じくリクライニングに連動して座面が上がる「クレイドルシート」を採用しており、ふんわり包まれるような感覚で眠ることができます。

さらに、アドバンスクラスはシートと通路を仕切るプライベートカーテンに加え前面にもカーテンがあります。これによって、前の人のリクライニングがそこまで気にならなくなっています。お~、これはなるほどです。確かに言われてみれば、前にカーテンがあるだけでリクライニングする側もされる側も気を使わなくてもいいのでラクですね!

アドバンスクラスにもフレキシブルライトが設置されています。3列シートでもかなり個室感が強いので、走行中も使いやすそう。

アメニティ類も完備。プレシャスクラスと同じ内容で、スリッパ・あったかアイマスク・化粧水&乳液となっています。

トイレは車両最後尾に設置されています。広くはありませんが鏡も設置されていますよ。

ドリームルリエ号は、プレシャスクラスとアドバンスクラスの席数が異なる2種類の車両が運行しています。

共通の設備:車内トイレ・Wi-Fi・コンセント・プライベートカーテン・空気清浄機付きエアコン・可動式ヘッドレスト・フットレスト・スリッパ・ブランケット・アメニティセット

※女性専用席はなし


4列シート車両

標準的な4列シート車両はこちら。シート座面の幅は約42cm〜44cm、リクライニング角度は最大で約131度となっています。

シートはスタンダードな4列です。コンセントはシート横にあります。

主に昼行便に使用されている車両ということで、設備自体は非常にシンプル。ですが、4列シートの昼行便バスとしては十分な設備があり、不便することはなさそうです。

設備・サービス:車内トイレ・Wi-Fi・コンセント・読書灯・女性専用席(夜行便・一部の昼行便)


4列シート車両(2階建て車両)

4列シートの2階建て車両も運行中。こちらは主に関西~東京の「青春エコドリーム号」「青春昼特急号」などに使用されています。西日本JRバスが運行している関西~東京間のバスの中では一番リーズナブルな価格帯のバスですね。

1階も2階も基本的には同じ設備。1階のほうが席数が少ない分静かですが、少しエンジンに近いのと後ろの方にトイレがあるので人の往来があります。2階はエンジンから遠く静かで揺れも少なくなりますが…ここは好みの問題ですね。

シートは簡単な設備。レッグレスト・フットレストはありません。コンセントは足元にUSBポートが2つあり、窓側・通路側と共有で使用するような感じです。また一部、頭上の読書灯やエアコンがあるところにUSBポートが設置されている席もあります。

格安ながらもトイレはしっかりと完備。1階の出入口を入ってすぐ、階段手前にあります。

設備・サービス:車内トイレ・Wi-Fi・コンセント・読書灯・女性専用席(夜行便のみ)


全車両共通の設備

今回紹介した5つの車種で、基本的に共通の設備は以下の通りです。


・コンセント(USBコンセント)
・車内トイレ
・フリーWi-Fi
・読書灯 or フレキシブルライト


まとめ

いかがでしたでしょうか。大阪~東京間の夜行バスだけに絞って見ると…


・ドリームルリエ号
・グランドリーム号
・青春エコドリーム号

と3ランクの車両があり、予算に応じて選べるのが嬉しいですね。

また、どの車両でもトイレが非常にキレイだったのに驚きました。シートもそうですが、車内の色んなところがピカピカだと、乗っていてちょっと嬉しくなりますよね!

大阪から東京をはじめとして各地に運行している「西日本JRバス」、ぜひみなさんも乗ってみてくださいね。


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