歴史資料として役立てて 尺八などを寄贈
相模神仏奉賛会(星秦山代表)が1月27日、秦野市に尺八や虚無僧の法具である天蓋(てんがい)、偈箱(げばこ)などを寄贈した。
寄贈は源実朝公御首塚(秦野市東田原)で営まれた、同会主催の107回目の実朝への尺八献楽供養祭の中で行われた。「市の歴史・教育資料として役立ててほしい」と、星代表から高橋昌和秦野市長に手渡された。尺八は実朝を供養するために開山された興国寺(和歌山県)に起源があると伝えられている。同会はこの歴史に因み、実朝の命日である1月27日と、誕生日である8月9日に尺八献楽供養祭を開催している。