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「釣りへの情熱は変態級?」超一級釣りフィールド上天草の釣り名手にインタビューしてみた

TSURINEWS

上天草市公式釣り人にインタビュー(提供:TSURINEWSライター・松永一幸)

筆者の住む熊本には、上天草市公式釣り人として活動するアングラーが存在し、その中にはメーカーと契約するほどのエキスパートの方々がおられます。そこで今回は、雑誌の執筆やYouTube配信、ライトゲームの発展から釣り場環境を守る活動まで、多彩な取り組みをされている中井輝政さん(通称・テルさん)についてご紹介します。

上天草市公式釣り人にインタビュー

筆者の住む熊本には、上天草市公式釣り人として活動するアングラーが存在し、その中にはメーカーと契約するほどのエキスパートの方々がおられます。

そこで今回は、雑誌の執筆やYouTube配信、ライトゲームの発展から釣り場環境を守る活動まで、多彩な取り組みをされている中井輝政さん(通称・テルさん)についてご紹介します。

インタビューに応じてくれたテルさん(提供:TSURINEWSライター・松永一幸)

プロフィール紹介

・名前:中井輝政(通称:テルさん)
・釣り歴:32年
・精通する釣りのジャンル:メインはアジング、エギング(たまにアユイング、シーバス、トップチヌ)
・契約しているメーカー:progre、clearblue、46amakusa、鎧カスタム
・自慢したい釣果:ショアレッドモンスター赤系アオリイカ4.8kg

愛用のタックル(魚種別)

・アジング
ロッド:クリスター511BFファインダー
リール:21月下美人8.5L

・エギング&トップチヌ
ロッド:ストイストRT IL84mlm
リール:23エアリティPC2500H

どんな釣りが好きですか?

ライトゲームが主流の釣行スタイルです。熊本では「アジの人」「イカの人」と言われていますが、釣れる場所での釣りより、釣れた経緯が無い場所で釣果を出す“検証”を中心に釣りを展開しています。

食材確保、調査、生存確認など、その日のテーマに沿って釣りを組み立てますが、再現性が3回確認されたら「何をしても釣れる状況」だと判断し、すぐに場所移動します。釣れるのが分かると楽しさは半減しますし、それは自分のスタイルではないと思っています。時には10分もその場に居ないこともあります。

基本的に粘らないスタイルですが、型狙いの時は粘る釣りもします。

イカの人としての写真(提供:TSURINEWSライター・松永一幸)

釣行しているフィールドは?

熊本県に留まらず他県にもよく出没します。しかし、近年開拓を始めた上天草は、開始から5年経つのに開拓が終わらないほど広大で楽しみのあるフィールドだと思っています。

アジング、エギングにおいても型狙いになると意見が分かれるため詳細は避けますが、自分の思った場所を狙っていきます。

海が自分のフィールドですね。いや、違う、アユイングもするので川にも行きます。

釣り以外の活動

見た目はチャラメガネと言われヤンチャに見られることもありますが、ブルーツーリズムに真剣に取り組んでいます。1番の取り組みはアマモの再生プロジェクトで、種まきを行っています。

アマモの種蒔きをしている様子(提供:TSURINEWSライター・松永一幸)

積極的な清掃活動

メインは清掃活動です。最近では、拾ったゴミの量と釣果を合わせた“検量”で競う釣り大会の開催など、メディアや市役所職員の皆さんと連携し、理想の形で発信できている手応えがあります。

たまにInstagramで“白鳥スタイル”で登場することもありますが、活動自体は真面目に取り組んでいます。釣り場のゴミがゼロになるのが理想ですが、それ以上に人と人のつながりが大切な目標です。

清掃活動を通じて、こちらの心構えが少しでも皆さんに伝わればと思っています。

清掃活動と釣り大会がコラボレーション(提供:TSURINEWSライター・松永一幸)

これから釣りを始める方へ一言

昨今、釣り人が増え、アジングやエギングの人気も高まっています。自分の通う釣り場も賑やかで嬉しい一方、トラブルが増えているのも現状です。残念ながら釣り禁止の場所も全国で増えており、釣り人のマナーが問われています。

そこで、釣りを始める方には、次のマナーを守ってほしいと思います。

・持ち込んだゴミは必ず持ち帰る
・騒音を出さない
・BBQなどする場合は、その場のルールを必ず確認する

せっかく釣り好きになっても、釣り場が無くなってしまっては元も子もありません。

さらに「釣り場で見つけたゴミは自分のゴミと思って持ち帰る」を一つ加えて実践できたら素晴らしいと思います。これができる人は周囲から見ても称賛される存在です。

釣りへの情熱は変態級

いろいろお話を伺う中、筆者もライトゲーム愛好家のため、インタビューというよりアドバイスを受けるような場面も多く、学ぶことばかりでした。

人柄も良く、釣り場・釣り人を大切にする姿勢、釣り場近隣の方への細やかな配慮が身についた素晴らしいアングラーだと感じました。今後、このような方々が発起人となり、釣り場が無くならない未来になればと期待しています。

釣りへの情熱はストイックの一言。プロスタッフに「変態だから……」と言わせるほどの探究心はさすがです。筆者も見習わなければと感じました。

<松永一幸/TSURINEWSライター>

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