ZOOM UP 癒しの音色、厚木で奏でる 小嶋義貴さん(25)
▽ピアノの祖先ともいわれ、癒されるような音色が特徴の打弦楽器「ハンマー・ダルシマー」。2月17日(月)に厚木南公民館で開かれるコンサートでハンマー・ダルシマーの奏者を務める。「初めてハンマー・ダルシマーの演奏を聴く方も多いと思うので、目でも耳でも楽しめるようなコンサートにしたい」と意気込む。
▽香川県出身。幼少期は音楽演奏とは無縁の生活を送っていたが、10歳の時に始めた音楽ゲームがきっかけで楽器演奏に興味を持った。中学から打楽器を始め、高松第一高等学校音楽科に進学。昭和音楽大学大学院弦・管・打楽器コースを首席で卒業し、現在はプロのマリンバ奏者として活動するほか、作編曲や講師業にも携わる。
▽今年1月からは厚木市内でハンマー・ダルシマー教室を開講。厚木市にゆかりはなかったというが、昨年初めてサイクリングで相模川沿いを走り、「景色が良く、自然が多くて気に入りました」とにっこり。相撲観戦も趣味の一つ。今後の活動では「演奏を通じて楽器の魅力を伝えていけたら」と話した。