障害関わらず水泳満喫 北体育館で初の記録会
障害の有無に関わらず誰もが水泳を楽しめる環境づくりとパラスポーツの推進を目的とした「インクルーシブ水泳記録会」が11月30日、夏島町の横須賀市北体育館で初めて行われた。市内で水中療育やパラアスリート支援を手掛けるNPO法人FunPlace39とシティサポートよこすかの共催。
肢体不自由者や視覚障害者、知的障害者、水泳愛好者など約150人が参加。平泳ぎや背泳ぎ、自由形などの記録を測定した。それぞれが持つ障害の度合いによって、ビート板を使用したり、介助者のサポートを受けながら完泳する場面もあった。
同法人の宮浦めぐみ代表は「パラスポーツへの興味や関心を持ってもらう機会になれば。共生社会の実現に向けて来年以降の開催も視野に入れている」と話している。