『ハッピー・デス・デイ3』監督、まだ諦めていない ─ 全編のあらすじを執筆済み
死のループを描くハイテンション・ホラー映画『ハッピー・デス・デイ』シリーズの第3作について、ハロウィンを目の前にしたタイミングでクリストファー・ランドン監督から嬉しいニュースが届いた。
『ハッピー・デス・デイ』(2017)は、女子大生ツリー・ケルプマンがベビー・マスクを被った何者かによって殺されてしまう恐怖の一夜を繰り返してゆく様子がブラックユーモアたっぶりに描いて大きな支持を獲得。2019年には続編『ハッピー・デス・デイ 2U』が公開された。しかし興行的な理由からか、いまだ第3作は実現していない。
米のインタビューで、第3作の状況について質問されたランドンは、「トリートメント(全編のあらすじ・要約)を書いたことは言えます。脚本は書いていません。まだ確定していないうちから脚本は書きませんから」と回答した。ゴーサインは正式に出ていないものの、監督はアイデアをまとめつつあるようだ。
またランドンは、「面白いのは、規模がさらに大きくなることと、前2作と同じ日の物語ではないということ。自分が明かした最大のネタバレです」と笑いながらコメント。ファンに対しては、続編について質問し続けてほしいと訴え、そうすることで第3作が実現するかもしれないと語った。
なお「第3作の舞台は前2作と同じ日にならない」との情報は、2023年にランドン自身がもので、ユニバーサル・ピクチャーズはこのアイデアを気に入っていたという。主人公のツリー役を演じたジェシカ・ローテも第3作の実現を熱望している一人だ。
2024年1月には、ランドンが狼スリラー小説『Big Bad(原題)』を実写映画化するが発表されたことで、『ハッピー・デス・デイ』第3作は実現が遠のいたように思われた。しかし、ファンはもとより監督もまだ諦めてはいないよう。ここから勢いをつけ、いずれ第3作が本格始動することを期待したい。
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