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「アジングワームがブラックバスに効果あり?」琵琶湖で小バス連発!長いフォールに好反応

TSURINEWS

アジングワームで仕留めたバス(提供:TSURINEWSライター・刀根秀行)

秋晴れの琵琶湖で、日中に小型のブラックバス釣りへ。周囲ではシャッドテールワームのダウンショットが好調。しかしあえてその流れに乗らず、ストレートワームやピンテールのワームで挑戦してみたところ、思いがけない好反応が得られた。“定番を外した”からこそ見えた小バスの繊細な反応をレポートする。

琵琶湖へバスフィッシング

10月12日、時間帯は10〜13時頃に琵琶湖へバスフィッシングに出かけた。天候は晴れ、風も穏やかで絶好の釣り日和。日差しはやや強く、少し暑さを感じるほどだった。

エリアは琵琶湖の湖東〜湖北方面。普段から通っている息子によると、この日は「いつもより少し濁っている」とのことで、水質はややマッディ気味のステイン。サンダルで立ち入ると、最初は冷たさを感じる程度の水温だった。

当日の釣り場(提供:TSURINEWSライター・刀根秀行)

ダウンショットが好調の様子

周囲のアングラーは、2インチ前後のシャッドテールを使ったダウンショット(MAX1/8oz前後位?)でウィード周りやジグヘッドスイミングでコンスタントに釣果を上げている方達を見た。

話を伺うと、どの層でも反応があり、先週までは縦の方が良かったのだが 今週は縦も良いけど横もかなり良く秋が深まってきたバスの動きを見せていたという。

そんな事もあり、水深2m前後のエリアでキャストを続けるうちに、「ダウンショットよりも、スプリット的なリグでふわふわと広範囲を漂わせた方が釣れそうだ」と感じる場面も多くあった。

アジングワームを使ってみる

「みんながシャッドテールを使っているなら、あえて違うことで様子を見よう」──そんな“逆張り”の発想で、今回はアジングで使用しているワームを投入。

狙うのは大きくて20cm台の小バス中心だったため、普段から愛用している 34『プランクトン こもちえび』、 34「オクトパス」、バークレー「マイクロクローラー」をチョイスした。

「魚が見慣れた波動を少し嫌い始めてるのでは?」との仮説のもと、ナチュラルで食わせ重視のアプローチを意識した。

使用タックルとルアー(提供:TSURINEWSライター・刀根秀行)

プランクトンパターンに好反応

結果は上々。小バスの反応は明らかに向上し、特に「プランクトン こもちえび」への食い付きは圧倒的だった。タイミングが合えば毎投ヒット、多くても3投以内には確実にバイト。

足元でワームを観察すると、その姿はまさに小エビそのもの。リアルなシルエットと控えめな波動が、プレッシャー下のバスにマッチしていたようだ。過去にもこのワームでプリやアフターの良型を連発した経験があり、「やっぱりこのワーム、侮れないな」と改めて実感した釣行だった。

子バスが連発(提供:TSURINEWSライター・刀根秀行)

長いフォールが効果的

今回使用したリグは、ワームから25cmほどの位置に0.3gの自作フリーリグシンカーをセット。アジングロッドで“ふわふわ”と漂わせ、長いフォールを意識した誘いが効果的だった。

ただ、0.3gでは飛距離が出にくく、バス狙いではやや軽め。次回は0.7g前後のシンカーを試し、より広範囲を探る予定だ。小バスとはいえ、ルアーセレクトで反応が変わった今回の釣行。

撮影に悪戦苦闘

撮影中、「なんだかサイズ詐称できる写真って撮れないかなぁ」なんて考えていたら、ふと昔のブラックバスのパブコメ(パブリックコメント)を思い出した。あの時の声も、今の都庁前の声も──そよ風のようにスルーされていくなぁ、と。

そんなことを考えていたら、急に“スルスルー”っとカップうどんが食べたくなってきて(笑)。さぁさぁさぁ、そこは華麗にスルーするのかい? それとも啜るのかい?どっちなんだい?……なんてことを一人ブツブツ言いながら写真を撮っても、相変わらず上手くは撮れず。

結局、結果的には「シャッドテールだろうと他のワームだろうと関係なく何でも釣れる」 という事と「釣りと言えばうどんよりラーメン」と言う事を再確認し、間を取って「まぜそば」でキッチリ楽しく締めくくった一日だった。

釣行後に食べたまぜそば(提供:TSURINEWSライター・刀根秀行)

<刀根秀行/TSURINEWSライター>

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