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連載「#ソロ飲みのススメ」では、アルコール全般をこよなく愛するライター・オサナイミカが、北海道で暮らす女性（もちろん男性も）たちの、”ソロ飲みデビュー”を応援すべく、ソロ飲みにぴったりなお店をご紹介していきます。

ご近所＆出張中のソロ飲み客比率が高めな人気店

アーケードのない狸小路10丁目のビルの1階にひっそりと店を構える【やきとりS】さん。

テーブル席の他にカウンターが5席の、ソロ飲みにはちょうどいい空間。
やきとりSさんがオープンしたのは2024年6月ですが、以前の内装も生かしつつ、自分たちで手直ししたりして、仕上げたそうです。

やきとりSさんは、その名の通り焼き鳥店ですが、アルコールのメニューの豊富さに驚きます。
日本酒・焼酎は常時20種ほど、そしてサワー、ワイン、ウイスキーなどなど、この規模のお店にしてはかなりの数なのです。
『銘柄も、あまり他では置いていないようなものなどを選んでいます。オープンしてもうすぐ一年ですが、おかげさまでリピーターのお客様も多いので、何度いらっしゃっていただいても飽きさせないよう、常時入れ替えもしています。』と、店主の菅原さん。## 通いやすい価格で、ちゃんと美味しいものを提供する

こちらは桜姫鶏もも肉（1本300円）
見るからに美味しそうでしょう？焼き鳥って、誰もが一度は食べたことのあるモノだと思うのですが、だからこそ違いが分かるというか・・・
初めて食べた時、これはちゃんと美味しい！！って心の中で叫んでしまいました（笑）

そしてこちらは室蘭やきとり（豚精）。こちら1本330円。
これまた食べ応えのある、厚みのある豚肉！そしてタレが濃過ぎず甘すぎずなちょうどいい塩梅！

美味しいものは美しいの定義がドハマりした、やきとりSさん＾＾

焼き鳥だけでなく、漬物も美しい・・・
と、この盛り合わせを見て、あれ？どこか見覚えのある漬物だなと思った方は、オサナイ世代かも（笑）
『実は風味やで9年ほど働いておりまして、その前は室蘭やきとりの一平にもおりました。』と、菅原さん。
なるほど！納得です！！
ちなみに漬物7品盛り合わせは980円。

コロナ禍の頃から独立を考え、一年以上物件を探し、この場所にたどり着いたと言う菅原さん。すすきの中心部とは違う客層に、最初は戸惑うこともありましたが、現在奥様と二人で営業しているので、この『ご近所感』が、今はとても心地良いそう。
『一週間に2度来てくださるご近所さんもいて、お店の在り方を改めて考えさせられました。色々と値上げが続いている世の中ですが、何度も来ていただけるよう、出来るだけお手頃な価格で提供できればと思っています。だけどお出しする料理に妥協はしません。私自身が美味しいと思うものをご用意しております。』と、菅原さん。
まさに、ご近所の焼き鳥屋さんとして理想的！

そうそう、カウンターの端に、昭和時代を思い出させてくれる、懐かしいライターが！！
『この辺りは昔、スナック的なお店があったのですが、今はなくなってしまいました。今後、やきとりSが、焼き鳥店としてだけではなく、フラリと立ち寄って世間話をしていくスナック的な立場のお店になれたらいいなと思っています。』

ソロ飲みビギナーにおすすめのポイント

〇中心部から少し離れた路面店で入りやすい
〇ソロ飲み比率が高く、お店も歓迎してくれている
〇アルコールメニューは入れ替えが早いので、何度言っても飽きない

【やきとりS】
北海道札幌市中央区南2条西10丁目二条パークビル1階
電話番号　011-600-1726
営業時間　17:00～24:00（ラストオーダー23:00）
定休日　　日休（月祝の際は営業）
お通し　　550円／喫煙可／カード、QR払い可

連載「#ソロ飲みのススメ」
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文・写真：オサナイミカ（一部、先方提供）
Edit：Sitakke編集部 YASU子
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【ライター：オサナイミカ　PROFILE】
札幌生まれ・札幌育ちの、アルコールをこよなく愛するアラフィフ、中学生の息子の母。 （株）リクルートが発行する情報誌生活情報サンロクマル（現Hot Pepper）の営業を経て、 2007年よりWEB情報サイトSapporo100milesの編集長として15年間、札幌や北海道の食と観光の情報を 【オサナイミカのつぶやき】を綴り続け、2022年11月からはSAPPORO YARDにて、【オサナイミカが行く！】をスタートしている。