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待ち合わせも困難に…「どこにいるの?」自分が間違っていても自覚なしの母 #母の認知症介護日記 116

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アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。

いろいろなことが重なったからなのか、ワフウフさんはいつもより疲れを感じていました。体のあちこちが悲鳴を上げているような気がしたので、マッサージへ行くことに。すると、担当のお姉さんから「お仕事お休みですか?」と聞かれたため、母・あーちゃんの病院に付き添った帰りだと伝えると、そこからお姉さんの介護話がスタート……。お姉さんは「すごい大変なんです!」を連発し、ワフウフさんはひたすら聞き役に回りました。結局、くつろぐどころか逆に疲労感が増してしまい、ワフウフさんは苦笑いです。

電話には出て…!

新しい病院に行った帰り、あーちゃんと姉・なーにゃんと3人でランチに行ったワフウフさん。そのお店の注文はタッチパネルからするようになっていたのですが、あーちゃんはタッチパネルが注文をするためのものだと理解ができないようで、何度も店員さんを呼んでしまい、ワフウフさん姉妹は困惑してしまいます……。しかし、そんな状態でもレジで小銭を使った支払いはできて、日にちはわからなくても時間はわかる……といったように、認知症への謎は深まるばかりです。

新しい病院に行くときは、先に姉とあーちゃんが待ち合わせをして、私はそれに合流します。

ただ、姉とあーちゃんの待ち合わせは想像以上に大変なようで、待ち合わせに現れないことも……。

あーちゃんには自分が間違えているという自覚がないので、姉が文句を言われることに……。

あーちゃんは電話の取り方がわからなくなっているため、こちらから電話をしても切られてしまいます。電話は、あーちゃんからかかってくるのを待つのみ。

相変わらず、自分が間違えているという自覚はなく……。

あーちゃん御用達のデパートで待ち合わせても、うまく会えませんでした。

出掛ける用事があるときは、姉がA4サイズのメモを残してくれますが、最近はこれがあっても間違えてしまいます。

電話は取れるようになってほしいと思い、何度もレクチャーしますが、全然ダメです。

それでも、なんとかMRI検査を受けるための病院には到着。

一瞬、検査に不安そうな表情を浮かべたあーちゃんですが……。

看護師さんのフォローもあり、すんなり検査を受け入れてくれました。

しかし、問診票を書く段階で、自分の住所の一部がわからなくなっていることに気付き、ショックを受けてしまいました……。

新しい病院は姉よりわが家のほうが近いため、先に姉とあーちゃんが待ち合わせをして、私は途中の乗継駅で合流します。しかし、姉とあーちゃんの待ち合わせが想像以上に大変なようで、待ち合わせの場所がわからないだけではなく、電話の取り方がわからないので電話も通じません。これまで何度も利用しているデパートの正面玄関で待ち合わせてもうまくいかず、唯一の連絡手段になっている、あーちゃんからの着信をひたすら待つのみになっています。

あーちゃんと待ち合わせをするときは、忘れないようにあーちゃんがA4の紙に大きく時間と待ち合わせ場所を書くようにしています。これまでは、それを頼りに動けていたようですが、最近はそれでもちゃんと来られなくなってきました……。電話の取り方も、何度レクチャーしても覚えられないようで、良い待ち合わせの方法はないかと悩む日々です。

決して調子が良いとはいえないあーちゃんですが、なんとか予定をこなしています。新しい病院のことも、すっかり「足の病院」だと思っているようで、MRI検査もスムーズに受けてくれました。ただ、検査のために初めて行った病院で問診票を書くとき、自分の住所の一部が書けずに手が止まっていました。その姿を見て、もうそんなところまで来ているのかと、ショックを受けてしまいました……。

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電話の取り方がわからなくなってしまうと、ワフウフさん姉妹はもちろん、周囲の連絡がすべて一方通行になってしまうので、本当に大変ですね……。病院の予約のように、行かなくてはいけない時間が決まっている予定も、徐々にこなすのが難しくなっていくのかもしれません。この日が、たまたま調子が悪かったと思いたくなる気持ちも理解できるのではないでしょうか。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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