いいへんじ『われわれなりのロマンティック』にてアフタートーク・オープニングアクトが決定 作・演出の中島梓織と多彩なゲストがトーク
2025年8月29日(金)~9月7日(日)三鷹市芸術文化センター 星のホールにて、MITAKA “Next”Selection 26th いいへんじ『われわれなりのロマンティック』が上演される。この度、アフタートーク・オープニングアクトが決定した。
本作は、演劇界の芥川賞とされる“岸田國士戯曲賞”にて第67回最終候補、早川書房「悲劇喜劇」(2023年9月号)にて“これからの演劇界を担う若手12人”として取り上げられるほか、文芸誌「群像」(講談社刊)にてエッセイを執筆するなど、気鋭の劇作家“中島梓織”書き下ろしによる、パートナーシップをテーマとした新作公演。若手劇団の登竜門MITAKA “Next” Selection に選出され、上演する。
物語では、“クワロマンティック” (*自分が他者に抱く好意が恋愛感情か友情か判断できない/しないこと。)の人々、そしてそれを取り巻く周囲の人々が、それぞれのパートナーシップに向き合い試行錯誤する10年間を描く。多様性の時代における、さまざまな「好き」の形を舞台上で表出させ、多くの方に届く現代のドラマとしておくる。
今回、各界より多彩なゲストを迎えて、アフタートークを実施することが決定した。
恋バナ収集ユニット「桃山商事」代表として、テレビ出演や著書多数の清田隆之。
現代の若者の姿を鋭く切り取った作品を執筆し、著書『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』が映画化されるなど注目の小説家・大前粟生。
独自の会話における間と身体性によって醸し出される緊張感を特徴とする“劇団普通”を主宰し、高い評価を集める石黒麻衣らが登壇。いいへんじ主宰/『われわれなりのロマンティック』作・演出の中島梓織とのトークをおくる。
また、劇中音楽を手掛ける、野木青依によるオープニングアクトも決定。劇中に登場するメロディーを元に、作品をイメージした即興演奏を、マリンバによる優しい音色で届ける。