【大苦戦】デニーズで最高な1000円の使い方! 全11通りで最強のオーダーはどれだ!!
元気ですかーーー! 元気があれば何でもできる。元気があればデニーズにも行ける。そして1000円あればデニーズで大満足できる!! シリーズ『最高な1000円の使い方』の第37回は安定のファミレス「デニーズ」が登場だ。
これまで「サイゼリヤ編」を筆頭に何度かファミレスを舞台に戦ってきたが、果たしてデニーズではどんなオーダーができるのか? 正直、今回はキツキツであった……。
もちろん今回も勝者を決めるのは読者のみなさんです! 最後にお気に入りのオーダーに清き1票をよろしくお願い致します!!
・1000円を使い倒せ
まずは本企画の概要を説明しておこう。『最高な1000円の使い方』はその名の通り、最も有効的な1000円の使い方を模索する企画である。
もちろん1円でもオーバーした時点で即失格! 参加者は1000円のポテンシャルを引き出すセンスや知識、時にはお店愛も求められるガチ企画である。
・物価高
さて、今さら申し上げるまでもなく、昨今の物価高はマジでキツイ。かつてはリーズナブルだと思っていたファミレスも、気が付けばまあまあいいお値段がするようになっている。
デニーズもその例に漏れず、参加者たちはかつてなく“1000円の壁”に頭を悩ませていた。デニーズが悪いんじゃない……物価高がヤバすぎるんだ。
そんな環境下で参加者たちはどのように1000円を使い倒したのか? メンバーたちのオーダーを以下でご覧いただきたい。
・和才雄一郎「和食と洋食のダブルモーニングセット」
ライトモーニング ご飯と味噌汁セット ドリンクバー付き: 539円
グリルチーズサンド: 308円
ヨーグルト: 143円
合計 990円
「ホテルのビュッフェのように、和食と洋食を両方食べたい……そんな願望を1000円以内で実現するセットがこちら。
ライトモーニングを和食にして単品のパンを合わせるのがミソで、ドリンクバーやヨーグルトも付いてくる。金額を計算して990円だと知った瞬間に勝ちを確信した」
比較的リーズナブルなモーニングをチョイスした和才。ドリンクバー付きであることを思えば、なかなかコスパも良いのではないだろうか?
・砂子間正貫「ランチプレートで直球勝負!」
日替わりランチプレート(水曜日) カレーハンバーグ & ベーコンコーン: 990円
合計 990円
「私の場合、デニーズが近所にないのでモーニングを狙うなら夜明け前に家を出る必要がある。そんな修行はさすがにできん……というわけで、デニーズで1000円以内なら「日替わりランチプレート」一択となる!
水曜日はカレーハンバーグ。しっかり食べられるうえにドリンクバー付きで990円。オシャレモーニングに太刀打ちできるのはランチプレートしかないだろう。あとは他のメンバーとかぶらないことを祈るのみ! 清き一票をお願いします!」
砂子間はモーニングを諦めてランチで勝負。1000円以内で何とか収まる日替わりランチだが、後は本人が言うように被りが無いことを祈るばかりである。
・原田たかし「優雅なビールタイムセット」
優雅なビールタイムセット
プレミアムモルツ: 660円
ちょこっとコロッケ〜ちょころっけ: 154円 × 2
合計 968円
「久しぶりにデニーズへ行ったら、1000円以内で収まる選択肢が少なすぎて冷や汗をかいた。ここはサラダかデザートあたりで攻めるか……いや、そんな慣れてないことはするもんじゃない。
ということで、迷わずビールをチョイス。それからメニューとにらめっこすることしばし。「ちょこっとコロッケ〜ちょころっけ」を見つけたときは正直胸を撫で下ろした。
1個154円なので2個注文して合計968円。落ち着いた店内でコロッケとビールのみの注文は少し恥ずかしかったが、プレモルというのもあって贅沢な一時を過ごすことができた」
原田は食事ではなくアルコールを軸にした組み立て。確実に酒票を獲得したいところだ。
・あひるねこ「仕事の合間のプチ贅沢セット」
ミニチョコサンデー: 539円
ドリンクバー: 451円
合計 990円
「実はデニーズは全店にコンセントを設置している。もちろんWi-Fiも無料。なのにカフェより混んでいないので、ちょっと仕事をするにはちょうどいいお店だ。
この文章も今デニーズで書いているが、こういう時についつい頼みたくなってしまうのが『ミニチョコサンデー』である。
ミニといってもなかなかのボリュームで、コーンフレークによる違法かさ増しもなし。何より心がめちゃくちゃ満たされるので、仕事の合間に頼むと気分がアガるぞ」
得意の酒ではなくスイーツをオーダーしたあひるねこ。コンセントやWi-Fi情報でビジネス票も取り込みたい。
・古沢崇道「午後のひととき満喫スイーツセット」
キャラメルハニーパンケーキ(3枚): 638円
ドリンクセット(二番町店限定メニュー): 297円
持ち帰りドリンク: 43円
合計 978円
「今回の企画で初めてデニーズを利用する私。お店へ行く前にネットでメニューをチェックしてみると、一般的なファミレスより単価が予想以上に高くてビックリ。パスタなどの料理は1000円前後するため、1品頼むだけですぐに予算ギリギリとなる。
マジかよ、できるだけデニーズの品々をエンジョイしたいところだが……こうなったら比較的安いスイーツとドリンクセットで午後のひとときを満喫するとしよう。
スイーツの中でもひと際存在感を放つパンケーキとホットコーヒーをオーダー。なんとなく選んだパンケーキだったが、私の舌に合いすぎてとても感動している。ふわふわアツアツの柔らかい生地に、溶けたバニラアイスが滴って超最高。
さらにドリンクはテイクアウトも可能ときた。お会計時に別途43円払えば、なんとコーヒーなどを1杯だけ持ち帰ることができるのだ。実に素晴らしいサービスである。やるじゃないか、デニーズ。
1000円でデニーズを楽しむならこのラインナップもアリでしょ!」
古沢はまさかの“初めてのデニーズ”だったとのこと。それでありながら「ドリンクテイクアウト」に目を付けたのは評価できるのではないだろうか。
・佐藤英典「割高の学食かよセット」
日替わりランチ(水曜日)カレーハンバーグ & ベーコンコーン: 990円
合計 990円
「デニーズで1000円、これはやや無謀ではなかったか。選択肢の少なさに、私は愕然としてしまった。選びようがない。1品1000円超えは普通で、仮に1000円以下のものを頼んだとしても、ドリンクバーを付けられない。
仕方がないので、日替わりランチにしたのだが、ワンプレートで学食かと思ってしまった。それも割高のね。味は悪くないんだけど、こんなに頼めないものなんだなと、改めて思い知らされたのであった」
佐藤パイセンは砂子間とまさかの「日替わりランチ(水曜日)」で丸被り! 月火木金を引かず “水曜日” で被ったところに両者の縁を感じずにはいられない。
・P.K.サンジュン「正直モーニングでしか戦えないセット」
ベースドエッグモーニング(ミニフレンチトースト): 715円
追加トースト: 232円
合計 957円
「ぶっちゃけた話、デニーズで1000円はかなりキツイ。ディナーはもちろんランチも選択肢が少ないのが実情だ。いやー、本当に昨今の物価高はヤバいですね。
そんな中でも唯一モーニングなら何とか戦えそう。ドリンクバー付きであることを考えれば悪くないのではないだろうか? いやー、本当に昨今の物価高はヤバいですね」
下調べの段階でディナーもランチも諦めた。だがモーニングならばまだ戦える余地はある。しつこいようだがもう1度言わせて欲しい。いやー、本当に昨今の物価高はヤバいですね」
・中澤星児「デニーズカレー440円セット」
ライス: 275円
カレーソース: 55円 × 3
キャラメルハニーパンケーキ2枚: 528円
合計 968円
「デニーズで1番コスパが良いのはカレーだと思う。カレーっていうメニューはないんだけど、カレーソース55円とライスを組み合わせることで食べることが可能。
名付けて『デニーズカレー』。グランドメニューで最も安い飯メニューのジャンバラヤより154円安い。そして普通にカレーの味である。
これを駆使したら1000円でも、食後のキャラメルハニーパンケーキだろうが、もう1品のポテトフライだろうが注文可能。ちなみに、カレーソースは1つをガーリックソースにすると、ピリ辛さと欧風感が増すから試してみてくれ」
参加者たちがヒィヒィとあえぐ中、まさかの方法でカレーを生み出した中澤星児。55円のカレーソースをそうやって使うとは……その発想は無かった。優勝候補筆頭か?
・Yoshio「アメリカ人に教えてもらった極秘セット」
フライドポテト: 495円
たらマヨソース: 55円
ハウスワイングラス(白): 429円
合計 979円
「アメリカにいる親戚が日本に来た時にこっそり教えてくれたセットだ。
まず、この「たらマヨソース」にポテトをつけるとマジで美味い。フライドポテトにつけるソースは昔からケチャップが定番だが、今後、「たらマヨソース」にとってかわると断言したい
このセットを教えてくれたアメリカ人は日本の「たらこパスタ」も激ウマと評しており、今後インバウンド客の人気グルメになるかもしれない。
一方、デニーズのワインもサイゼと比べると高いが、程よい酸味と風味豊かな味わいで美味しい。これが「たらマヨソース」のポテトにめちゃくちゃ合うのよ。酒が進むとはこういうことか。ぜひ試してみてください」
Yoshioはアメリカナイズされた構成で勝負。アメリカ人まで魅了する たらマヨソースで勝利を掴みたい。
・GO羽鳥「貧乏だった頃の俺たちセット」
ライス大盛り: 330円
鶏唐揚げ: 638円
合計 968円
「若い頃。それこそ18歳とかそのあたり。金はないけど時間はある私と親友は、よく夜にバイクでデニーズ南平台店に行っては最低限のメニューを頼み、明け方まで語り合う……なんてことをやっていた。
私が頼むのは、ほとんど「チキンジャンバラヤ」だった。肉もついているしメシもあるのに、比較的安かったからだ。今回もそれに……と思ったが惜しくも予算オーバー(1089円)。時の流れを感じる。
続いてよく我々が注文していたのは、「ライス大盛り」と、何かしらのおかず。「ベーコンとほうれん草」や「唐揚げ」が多かった。おかずよりも、大盛りのメシで腹を膨らませる……みたいな食べ方だ。
今回の予算は1000円。大盛りライスは必須として、唐揚げ、エビフライ、アジフライ……と、おかずはこの3択になるだろう。結局、最も慣れ親しんだ「デニーズの唐揚げ」を選択。あの頃を懐かしみながら」
GO羽鳥はセンチメンタル全開のオーダー。上述されている「チキンジャンバラヤでも1089円」に時代の流れを感じざるを得ない。
・御花畑マリコ「元祖ジャンバラヤでアメリカンな満足セット」
ジャンバラヤ: 594円
ハーフコブサラダ: 396円
合計 990円
「あまりに世知辛すぎて泣いた今回の1000円企画。おそらくモーニングとランチで勝負するメンバーが多いと思うが、通常メニューで勝負!
今回のメインはデニーズの元祖メニュー、ジャンバラヤ。消えても復活する根強い人気メニュー。そしてデニーズ以外だとなかなか食べられないメニューでもある。思った以上にピリ辛な味わいに、594円の安さ。
そこに、野菜たっぷりのコブサラダ。クリーミーでスパイスのきいたドレッシングで野菜の彩りの良さも◎。
デニーズはアメリカ発祥。ふたつともアメリカ料理で統一感を出したのがポイントの満足セットです!」
GO羽鳥が諦めた「チキンジャンバラヤ」ではなく、チキン無しの通常ジャンバラヤを軸にした女王・御花畑マリコ。今回も大本命か?
以上がロケットニュース24編集部が全力でプレゼンする『最高な1000円の使い方 デニーズ編』である。やはりなかなか1000円の壁は厚かったが、逆に中澤の創意工夫が目立ったのではないだろうか?
というわけで、今回も勝者を決めるのは読者のみなさんです! 自分ならどれを真似したいか? どれが1番参考になったか? お気に入りのオーダーに清き1票をよろしくお願いします!!
参考リンク:デニーズ
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.