荒川ハクレン釣りでメーター超え本命をキャッチ【埼玉】日本記録級ギンブナも登場
9月19日（木）埼玉県戸田市の荒川へと、毎度のことながらメーターオーバーハクレンを狙い釣行した。午後から快進撃が始まり、重量級ギンブナにメーターオーバーハクレン手中と大逆転できた釣行をレポートしよう。
（アイキャッチ画像提供：TSURINEWSライター・なおぱぱ）
荒川（温排水エリア）のハクレン釣り
今回選んだフィールドは、埼玉県戸田市に位置する彩湖南部に位置する荒川温排水エリアだ。同地は彩湖の南部に位置しており、上流にある荒川水循環センターで浄化された水が荒川に流れ込んでいるポイント。水温も高く常時釣り人に人気のある釣り場である。
水温が高く、通年ハクレンや多魚種が狙えるので、いろいろな楽しみ方が可能だが、私は基本的にハクレン狙いで釣行している。同地は海とつながっているので水位に変動があり、潮の影響もあるため、釣行の際は潮位表を確認しよう。
使用タックル
メイン竿はプロマリンブルーベイ磯3号にリールはダイワクレスト5000番を使用。ミチイトはデュエルカーボナイロン8号にチヌウキ（キザクラ）を通しサルカン止め、ハリスは同ライン1本針仕様でハリはがまかつ鯉針20号にマッシュポテトを針サイズに付けて準備完了。
さらにサブ竿でプロマリンヴィヴィッドキャストP270にダイワクレスト6000番を使用。ミチイトはkurosawa PE-X-CORE4号を使い玉ウキを通しオーナー針吸込み仕掛け14号改を結び2本針仕様で発泡剤を付けて、同エサで気分を変えながら遊ぶことにした。
隣はハクレン連発
今回というか毎週遊んでもらっているハクレンに今日も会いにきたわけだが、現地到着は8時すぎだ。周囲には、ハクレン狙いの釣り人が1名、ヘラブナ師が3名、バサーも数名いた。
のんびり準備を済ませてからいつもの磯竿1本で釣りを開始し、バンバン打ち込んで寄せに徹する。30分経過するもサワリもないが、隣にいるハクレン師はアタリがあるようでアワセの音が聞こえてくる。
私は今回ラインを巻き替えてきたが、誘導ウキ仕掛けなのにタナが決まらず、いきなり仕掛けを作り直すことになった。
秋なのにすでに9時30分過ぎで軽く30度超えの気温で悶えながら仕掛けを作り直す。と隣を見ると先ほどからアタリがあったようでしぶき音が聞こえたので見ていると、どうやらハクレンを掛けていてうらやましい限りである。ようやく作り直して釣り再開である。
50cm級のボラがヒット
だが私の釣座には無反応でキビシイ時間が継続していくが、隣の1尾以外ハクレンは釣れていない。気がつけば11時を過ぎた頃、ようやく私の釣座にも反応がでてきたぞ！
これぞというアタリに反応して掛けたが、なかなかの引きにしては軽い……上がってきたのは50cmクラスのボラだった（笑）。
そして再度チャンスタイムが降臨し、これぞというアタリに反応しハクレンの重量感！やったぞと思いながらやりとりを楽しむが、バレてしまう。同時に隣には2尾目のハクレンが掛かり、ハクレンに勝利していた。
80cm級ハクレンを手中
そして隣も帰宅し、私はまだ……。だがコレで諦める私ではない。そして15分後、再度本命的サワリが継続している。素早く喰いアタリに反応し本日1尾目を釣り、サイズが小さかったので即リリースしたが、満面の笑みで釣りを続けた。
ホームラン級ハクレンに歓喜
継続していくがアタリはない。なんだと思いサブの吸込み仕掛けになにやら激しく玉ウキが動いている。そしてなかなかの重量感があり本命がジャンプしている。サイズ感的にコレは絶対にメーターある感じ！
そして危なげなく引きを楽しんで御用し、陸揚げからの計測タイムだ。まずはレングス計測すると102cmと上々のサイズ感に、胴回りは約60cm、重量は10.44kgとイイ感じだ。ヘラ師も驚きのサイズ感で、私的に十分ホームランな個体に感謝してさいなら。
ゲストにヘラブナをキャッチ
とりあえず2尾釣れたのでまぁいいかと継続していくと、追加に普通すぎる3尾目ｗ 時刻は14時30分と酷暑の中で中々の激闘である。そして小さめのアタリにアワセが決まると軽い……尺上レベルのヘラブナである。
そろそろ帰ろうと思いきや、水面に特大のコイが浮かんでは沈んでいった。確実にメーターオーバーは余裕のサイズ感。タナを底層に切り替えて、グルテンの余りを取り出し、少しだけ延長することにした。
44cmのギンブナが釣れる
釣れるわけがないのは百も承知だが、釣果に納得できたのでどうでも良いやとボヤキながら2投目……ウキが動いている。そして消し込んだアタリにアワセが決まる。しかし、重くはないのでまたかと笑いながらのやりとりをする。
決して重くなく、引きも40cmクラスかな？という感じのやりとりで遊んでいたら、すぐに浮いてきた。フナには間違いないがヘラブナではなくギンブナでしかもそこそこにでかい模様。
レングス計測すると44cm超えで重量はなんと2kgクラスの大物である。半日苦汁を舐めた辛さが吹き飛び、ニコニコ顔で納竿となった。
満足のサイズ感
ハクレンはまだしもギンブナでこのサイズ感は私的に最高としかいいようがない。
最後の最後でまさかのホームラン追加となり、素晴らしい結果だった。夢のある釣りが先月に引き続きまたできるとは思わなかった。もちろんだが、時間あるかぎり釣戦していきたい。
最終釣果
・ハクレン3尾：80cm～102cm
・ギンブナ1尾：44cm 1.97kg
・ヘラブナ1尾：38cm
・ボラ1尾：50cm
＜なおぱぱ／TSURINEWSライター＞