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新しい一年のはじまりに定める「日々を豊かに生きるため」の指針

saita

新しい一年のはじまりに定める「日々を豊かに生きるため」の指針

「良い花は後から」ということわざがあります。先に咲いた花よりも、後に咲いた花の方が美しいという意味を持つこの言葉。人生も同じだと思いませんか? 酸いも甘いも経験した40代頃からのほうが人生の豊かさを感じられるようになります。そんなことを意識しながら生きているkahoが日々思うことをお届けします。

2025年を迎えて

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2025年になってから最初の日曜日。今年もまた、毎週日曜日にコラムを更新していきます。今年も1年、よろしくお願いします。

昨年同様、私の実家で過ごしたお正月。2024年の元旦、能登沖を震源とする大きな地震に見舞われ、お正月ムードが一変した中で過ごしたあの日から1年が過ぎた。

「もう1年?」「まだ1年?」。思い出すタイミングによって、過ぎた時間に対しての感じ方が違う。

あの日から1年。地元の富山は日常を取り戻してはいるものの、能登のほうはいまだに復興の目途が立っていない場所も多くあると聞く。

私が料理をするときに使っている菜箸は、5,6年前に輪島の朝市を訪れたときに購入したものだ。なかなか訪れる場所ではないので、ストック用も含めて多めに購入した菜箸。そして、娘の名前を刻印してもらったお箸、とても使いやすく重宝している。

素敵なお店だったので、また輪島を訪れることがあったら必ず行きたいと思っていた。けど、輪島の朝市の街は、能登半島地震で発生した火災により、200棟以上が焼け、あのお店もなくなってしまった。

この1年、何度も朝市に行ったあの日のことを思い出した。そして、あの日の地震によってあの街が焼失してしまったという現実をいまだ受け入れられずにいる。行けばまた、通りにたくさんおばあちゃんたちのお店が並んでいるのでは? という気持ちになる。

2024年の元旦から、「新しい1年がスタートしたね!」という日が、「あれから〇年だね」という日になった。

能登半島地震から1年。元旦から、いろんな人と1年前のことをたくさん話してスタートした2025年。

新しい年のはじまりには

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新しい1年がスタートすると、「今年はどんな年になるだろう」という思いとともに、たくさんの期待や希望を抱く。

何を見ても今年の運勢が良いと出ている私の期待はいつも以上だ。「これまで積み重ねてきたことの結果が出るような1年」。その言葉は、今の私にとってものすごく励みになる。

そういう年になるとうれしい。そうなるように、まだまだ自分のスキルや実績を積み重ねていきたいとも思う。

良いことも悪いことも含めて、人生は、いつ何が起こるかわからない。この言葉の意味を強く理解できるようになる年齢にもなった。

特にこの何年かは、コロナ禍や昨年の能登半島地震など、「まさか!」と思うようなことが起きて、自分自身の人生にも大きな影響を受けた。

当たり前だと思っていることを当たり前にできている日々が、どれだけ恵まれていることかを身に染みて感じた。

会いたい人に会いたいときに会えて、笑いあえること。

行きたいときに行きたいところへ行けて、楽しめること。

健康な身体でおいしいものを味わって食べられること。

46年生きてきてそれなりにたくさんのことを経験してきたからこそ、「今、この瞬間」を楽しめる、味わえることのありがたさも理解している。

今、できているこれらのことを突然失う可能性は誰にでもある。だからこそ、日々を大切に、自分自身の人生に集中して思いきり生きなくてはいけないな。と、2025年のはじまりに強く感じた。

初詣、氏神を参り、いつものように神さまにお伝えした。

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「この地で、家族みんなが健康で、何事もなく穏やかに生活ができていることに感謝します」と。

希望や期待や夢はたくさん持ちながら、基本は「当たり前に感謝する気持ち」を忘れずに、この1年を楽しんでいきたいと思う。

潜在意識インタビュアーkaho/ライター

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