教育奨励賞を受賞 毛利台青少年剣道クラブ
厚木市毛利台を拠点に青少年の健全な育成活動と会員相互の親睦を図ることを目的として活動する毛利台青少年剣道クラブがこのほど、全日本剣道連盟による2024年度の「少年剣道教育奨励賞」を受賞した。
同賞は少年剣道の指導において、大会などの成績とは関係なく地道な活動を通して剣道の基盤を支えている団体・組織などを表彰するもの。同クラブは、長年毛利台で剣道教育に貢献してきたことが評価された。
指導者を含め60人以上が所属しており、メンバーは未就学児から高齢者まで幅広い。「平常心」という言葉を掲げて「明るく、楽しく、礼儀正しく、長く続けられる、故郷剣道場」を目指し、毎週木・日曜日、第一、第三土曜日に毛利台小学校の体育館で稽古に励んでいる。
代表の中野清延さん=人物風土記で紹介=は「子どもの剣道人口が減っている中で、剣道の魅力や楽しさを伝えるために活動してきた。長年の活動が評価され、受賞できたことは本当にうれしい」と受賞を喜んだ。