臨港消防団が8位入賞 救急法競技会で
日本赤十字社神奈川県支部主催の「第27回赤十字救急法競技会」が1月25日、海老名運動公園総合体育館(海老名市)で開催され、幸消防団からは2チーム8人、臨港消防団からは1チーム4人が参加した。
同競技会は事故や災害時に自分の身を守る「自助」、互いが助け合いながら活動する「共助」の知識・技術を深めることを目的に、同支部が毎年開催するもの。希望者は誰でも参加できる。日頃の訓練の成果を発揮すると同時に、新たな知識を学んで持ち帰り、地域に還元していくなどの意義がある。
競技は救護に適した結び方である本結びをリレー形式で行う「本結びリレー」、カードに書かれた部位の止血スピードと正確性を競う「三角巾リレー」、それぞれ傷病の異なる複数の傷病者を1チーム4人で手分けして手当てする「総合実技」の3種目。全43チーム172人がしのぎを削り、臨港消防団は総合成績で8位入賞を果たした。
臨港消防団の団員は「いつもの訓練環境とは違ったが、日頃の訓練が8位入賞という結果につながって良い経験になった。これからの消防団活動に生かしたい」と喜びと抱負を語った。一方、幸消防団の団員は「今回の悔しい思いを来年にぶつけたい。中学校や高校、自主防災組織などに学んだ技術と知識を伝えていきたい」と意気込みを述べた。