ブレイク・ライブリー、監督兼共演者ジャスティン・バルドーニをセクハラで訴える
ブレイク・ライブリー(37)が、映画『ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US』で監督と共演者を務めたジャスティン・バルドーニ(40)からセクハラを受けたとして訴えた。訴状によると、ブレイクは撮影関係者全員で会議を開き、ジャスティンにこれ以上性的な発言をしないよう要求した。するとその後、SNSでブレイクの批判が流れるなど、彼女の評判にダメージを与えるような試みが始まったという。この疑惑に対し、ジャスティンの代理人は「ブレイクは自身の評判を回復させようとして虚偽の訴えを起こした」と反撃した。
【写真】ブレイク・ライブリーに訴えられたジャスティン・バルドーニ
女優ブレイク・ライブリーは現地時間20日、米カリフォルニア州公民権局に訴訟手続きを提出し、映画『ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US』で監督を務め、共演もしていたジャスティン・バルドーニが撮影現場でセクハラ行為をしたとして告発した。
ブレイクは、ジャスティンと映画スタジオが彼女の評判を傷つけるために複数の行動を計画したと主張。被告にはジャスティンと彼の広報担当者、映画スタジオの名前が記載されている。
訴状によると、撮影中に事態が悪化したため、ブレイクが敵対的な職場環境の改善を求めて、現場スタッフが全員参加して対応策を協議するミーティングが行われた。ブレイクの夫で俳優のライアン・レイノルズ(48)も参加し、ジャスティンと映画プロデューサーによる度重なるセクハラや不適切な行為への対処を求めた。
ミーティングでブレイクはジャスティンらに対し、性的な話題やジャスティンが以前ポルノ依存だったという噂について、これ以上触れないことを要求した。また、ブレイクの体重や亡き父親に関する質問、女性のヌードビデオや画像を見せる行為についてもやめるよう求めた。
するとその後、オンライン掲示板で噂を流したり、ブレイクを中傷する目的でソーシャルメディアキャンペーンを展開し、批判的なニュース記事を掲載するなど、彼女の評判を傷つける試みが行われたという。
ブレイクは、こういったキャンペーンが自身のビジネスに損害を与え、家族に深刻な精神的苦痛を与えたと主張している。
この疑惑に対し、ジャスティンとウェイファーラー・スタジオの代理人であるブライアン・フリードマン弁護士は、声明で「ブレイクは自分のネガティブな評判を回復するためにこの訴訟を起こした」と述べ、次のように続けた。
「これらの主張は完全に虚偽であり、非道なものだ。故意に卑猥な内容の訴えを起こし、ジャスティンを社会的に傷つけ、何度もメディアで取り上げられることを狙ったものである。」
さらにブライアン氏は、ブレイクが「撮影現場では悪夢のような存在だった」と述べ、「撮影現場に現れない、映画の宣伝をしないなどと言って脅し、映画の公開に悪影響を与える行動を取った」と付け加えた。
ブレイクは米メディア『TMZ』の取材に応じ、ジャスティンらを訴えたことについて、このように語った。
「私が訴訟を起こしたことで、不適切な行為について声を上げる人々を傷つける目的で悪意ある報復戦術が取られたことを多くの人が知り、標的にされる可能性のある他の人々を守る手助けとなることを願っています。」
コリーン・フーヴァーの人気恋愛小説を映画化した同作は、8月に世界各国で公開され、大ヒットを記録した。
しかし、プレミア上映会でブレイクとジャスティンが同席することがなかったことから2人の不仲説が囁かれていた。ニューヨークのプレミア上映会では、ブレイクが夫ライアンとともに会場に到着し、夫婦でレッドカーペットに姿を見せた。
画像は『Blake Lively Instagram「Stretchy dark denim with iron on crystals is back.」』『It Ends With Us Instagram「a compelling story everyone can learn from.」「Naked truth:」「new york city is in full bloom for the world premieree of #ItEndsWithUsMovie」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)