横浜市大×湘鎌病院 診療・教育・研究で連携 地域の発展へ協定締結
医療法人徳洲会湘南鎌倉総合病院と、医学部や附属病院を有する横浜市立大学は10月23日、医療者の人材育成や研究交流などで連携を深めていくことを目的に、包括的連携協定を同院で締結した。両者はこれまでも医療・研究分野で部分的に連携してきたが、協定により組織的な協力体制を築き地域の発展を目指していく。
締結式では、湘南鎌倉総合病院の小林修三院長(写真右から2人目)、横浜市立大学の近野真一理事長(同3人目)が協定書に署名した。連携内容には診療、医療者の教育、研究交流・共同研究、施設の相互利用、教職員の交流、助成事業への共同申請などが盛り込まれた。
小林院長は「民間と公立の新しい医療体制を構築することにより、地域医療の発展に一層貢献していきたい」、近野理事長も「地域全体の医学・医療の発展に貢献したい」と語った。