超最強に爽快な洗顔料はどれだ! 有名メーカー8種類を比べたら桁違いにスースーするやつがいた!!
これまで洗顔に対して特にこだわりなんてなかった。なんとなくギャツビーを買って、なんとなく使うそんなサイクル。しかし先日、またしても「なんとなく」が発動しようとしていたところ、あまりの暑さに爽快感が欲しくなった。
つまり、爽快に特化した商品を手に取ったワケだが、コレが経験したことないくらいスゴくて衝撃……! 最近のスースーする洗顔ってこんなにヤバいの? あるいはこれだけズバ抜けてる!?
ということで、爽快を売りにしている有名メーカーの洗顔を調査してみたのが今回の話である。でもって、衝撃を受けた洗顔というのが……
ロート製薬のOXYディープウォッシュだ
軽い気持ちで手に取ったのだが、コレがマジのマジでヤバかった。スースーしまくり、それからその持続力もハンパない!!
もはや顔面がスースーでコーティングされるとでも言おうか。たとえが正しいのか分からないが、冷房でキンキンに冷やした布団に飛び込んだときの感覚くらい爽快で最高だった。
ちなみに爽快感の表記は「激爽」でそのネーミングに偽りなし。スクラブありの容量は130g。購入した店舗がたまたま安かっただけかもしれないが、253円(希望小売価格は495円)とそう高くもないのに驚いたものだ。
それにしても、一度味わうと抜け出せないくらいの激爽ぶり。はたしてこれに勝てる「爽快洗顔」はあるのだろうか。以下でアラフォーのオイリーおっさんが感じた感想をお伝えしたい。
・知る人ぞ知るUNO
まずは一度くらい名前を聞いたことあるだろうファイントゥデイの「UNO」ホイップウォッシュ(スクラブあり)から。
おそらくシトラスグリーンの香りだろう、顔面につける前の「これからスースーしまっせ感」はかなりのもの。ただ、使ったら確かにヒンヤリするもののOXYディープウォッシュの爆発的な清涼感と比較したら劣っていると感じた。
そして持続性もしかり。使用感触こそ「超クール」と書いてあったものの、あくまでやりすぎていない印象を受けた。
容量は130g。なお、こちらの洗顔はお店で見つけられず。Amazonでのセットを購入して1339円だったから、1個あたり約334円。普通よりやや上くらいの価格ってところか。
・ソフティモの洗顔
続いてはコーセーコスモポートのメンズソフティモフェイシャルウォッシュ。
ワイルドスクラブ配合で130g。値段は284円と普通なのだが、期待してしまう自分がいた。そう……
クール感は「激冷」となかなかのパワーワードだったのだから。そして中身を手に乗っけた瞬間も「やってくれそう感」がハンパない……ただぁ!
実際に使ってみると、もう一押し欲しいというのが正直なところ。スースーするけど、OXYディープウォッシュほど突き抜けるものはなかった。やっぱりアレがヤバいだけ!?
・メンズビオレ
お次は花王のメンズビオレフェイシャルウォッシュ。
これもよく見かけるタイプだが、ダブルスクラブで容量130g、それから値段は343円。こうやって比較してみると、洗顔で300円台ってやや高い設定なのかなと思ってしまう。
しかし、その分の仕事をしてくれたのがメンズビオレである。顔がサッパリする感覚でヒンヤリ具合もなかなかのもの。これは戦えていると言っていい……が、ここもOXYディープウォッシュの域までは達していなかった。
・Dove
個人的にはボディーソープのイメージがあるユニリーバ・ジャパンの「Dove」だが、もちろん洗顔も出している。
Doveエクストラフレッシュは120gで493円。中身を手のひらに出したら、クールメントールのちょっとした匂いがよき!
使ってみると他みたいなバッキバキの冷え感はないものの、サッパリして少し冷たさが尾を引く。ただ、これもキンキンに冷える感覚まではなく、やはりOXYディープウォッシュの方がスースーした。
こちらも店舗で見つけられず、Amazonで購入。容量と値段を考えたらやや高い部類かも。
・NIVEA MEN
でもって、個人的に保湿なイメージのあるニベア花王。
NIVEA MENフェイスウォッシュフレッシュは100gで429円。店舗で購入した洗顔の中でもっとも高額。さらに量ももっとも少ないものだった。
爽快をめちゃくちゃプッシュしているワケじゃないからそうでもないかな……と予想していたら、肌が冷たさを感じてなかなかいい。使用後になんだかスベッとしたあたりはニベアブランドの力だろうか。伊達に400円を超えていなかった。
とはいえ、劇的な爽快さがあるかというとそうじゃない。冷たさの持続性も同じくだ。
・男のマンダム
そしてマンダムのルシード EXオイルクリア洗顔フォーム。
「40才からの」とターゲットを絞っているのが印象的で、アラフォー以上を一網打尽にするぞっていう気持ちをビシバシ感じる。容量130gで値段は378円とやや高め。
使ってみたら、爽快は爽快だけど他の強烈なやつに比べたら劣るというのが正直な感想だ。しかしながら油を落としている感覚はバリバリで、まさにオイリーに悩まされるおっさん向け。
余談だが、この洗顔を含むいくつかが洗った後にスキンケアシリーズとの組み合わせを推奨していたのが令和だなぁとも思った。
・王道のギャツビー
最後は長らく愛用してきたマンダムのギャツビー。
GATSBY パーフェクトスクラブは130gで228円だったから、リーズナブルな洗顔だと言える。
改めて使ってみると、スクラブ感がハードでしっかり冷える。なんとなく使い続けてきただけあって、しっかり爽快でこれと言って不満はなかった。
コスパはいいし、他のものを買う気にならなかったのも納得。しかし、やはりOXYディープウォッシュの過激さを知ってしまうとちょっぴり物足りなく感じた。
──以上が洗顔を比較した結果である! やはりOXYディープウォッシュが超最強で桁違いとも言えるくらいのパフォーマンスだった。
このところ、もはや真夏が来たかのような日ばかり。これからの時期の参考にしていただけたら幸いだ。
参考リンク:Amazon「UNOホイップウォッシュ」、「Dove ダヴ エクストラフレッシュ洗顔」、ロート製薬「OXYディープウォッシュ」
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.