【激しい雷雨や大雨に注意】北海道の週間天気予報 30日(火)から/気象予報士執筆
北海道のあす30日(火)の天気と、週間予報を、HBCウェザーセンターの星井さき気象予報士がお伝えします。
雨続く道内…激しい雷雨や大雨に注意を
道内は雨が続いています。
おととい27日(土)、きのう28日(日)も、前線などの影響で道南や道央を中心にまとまった雨となりました。
札幌はきのう76ミリのまとまった雨が午前10時までの間に一気に降りました。小樽とともに今年一番の大雨となりました。
きょう29日(月)も前線や低気圧の影響で広く雨が降り、午後5時現在までに新ひだか町で100ミリ近い雨が降り、札幌も46ミリ。きのうと合わせて120ミリ以上の雨が降っています。
現在も広く雨が降っていて、日高地方などで雨が強まっています。
このあと活発な雨雲は東へ移動していきます。今夜からあす明け方にかけては道東でも局地的な激しい雷雨や大雨にご注意ください。
## 30日(火)の天気と気温
あす30日(火)の天気と気温です。
あすは低気圧が夜にかけて東へ抜けていく予想です。朝まで広く雨ですが、日中以降は道東方面を中心に雨が降るでしょう。
最高気温は、稚内やオホーツク海側ではきょうよりやや低くなりますが、そのほかはきょうより高く、函館は29度の予想です。
あすの時間ごとの天気、道央・道南からです。
札幌や小樽、俱知安の雨は早朝までに止んで、函館などで晴れ間もありますが、これまでの雨で川が増水している可能性がありますので引き続きお気を付けください。
道北・空知です。
低気圧による雨は明け方までに止む見込みで、日中は概ね曇り空で経過しそうです。稚内は強風にご注意ください。
道東・オホーツク海側です。
明け方まで激しい雷雨や大雨にご注意ください。日中もオホーツク海側を中心に雨が降り、風も強まりそうです。
30日(火)からの週間天気予報
週間予報、日本海側とオホーツク海側からです。
オホーツク海側の雨は一部水曜日まで続きそうです。札幌は晴れ間の出る日が多くなりますが、稚内では金曜日から土曜日にかけて雨雲の通り道になりそうです。
金曜日から一気に気温が上がり、旭川や北見で30度を超える厳しい暑さが続きそうです。
つづいて、太平洋側です。
水曜日以降は晴れ間の出る日が多くなるでしょう。帯広は水曜日から、函館は金曜日頃から連日30度に達し、真夏日が続きそうです。
30日(火)の朝昼晩の札幌
では、あす30日(火)の札幌です!
朝昼晩の天気をもんすけでお伝えします!
早朝は雨が降っている可能性があります。日中は止んで気温は25度を超えますが、北風がここちよく感じられそうです。
※29日(月)午後5時時点の情報です。最新の気象情報は、HBCウェザーセンターのホームページなどでご確認ください。HBCは気象庁の認可を2001年に得て以来、民間気象会社の一つとして「HBCの独自予報」を発信しています。
文: HBCウェザーセンター 気象予報士 星井さき
札幌生まれ・札幌育ちの気象予報士。HBCテレビの「今日ドキッ!」(金曜日担当)や、HBCラジオの「朝刊さくらい」「気分上昇ワイド ナルミッツ!!!」「カーナビラジオ午後一番!」「アフタービート」で北海道の天気をお伝えしています。
連載「気象予報士コラム・お天気を味方に」
天気予報のほか、天気に合わせた服装の選び方のヒントなど、HBCウェザーセンターの気象予報士が暮らしに役立つ記事をお届けしています。