なぜ?「最恐の“18禁”殺人鬼」が日本の神社に出没!『テリファー 聖夜の悪夢』ヒット祈願“お参り”レポート
殺人鬼アート・ザ・クラウンが来日!?
思わず目を覆いたくなる超残虐ホラーながら〈全米興収No1.〉を記録した話題作『テリファー 聖夜の悪夢』が11月29日(金)より、ついに日本公開となる。
このたび本作の主人公にして“純粋悪の化身”こと最恐の殺人鬼アート・ザ・クラウンが、なぜか日本の「八幡神社」を訪れたという報告が届いた。これまで銃や斧で頭部を✕✕したり、えぐり出した△△を◯◯◯したりとメッタメタに人体を破壊しまくってきたアートは、神聖な神社でいったい何をしようというのか……?
全米興収1位!『テリファー 聖夜の悪夢』
ハロウィンの大虐殺を生き延びたシエナとジョナサンはトラウマに苦しみながらも人生を立て直そうと奮闘していた。しかし、街がクリスマスシーズンになり、聖夜を祝おうとする住民たちをよそに、アート・ザ・クラウンが再び姿を現し絶望のどん底に陥れる――。
前作『テリファー 終わらない惨劇』(2022年)は、全世界で嘔吐、失神者が続出したことで話題となり、全世界1570万ドル(約24億円※1ドル160円換算)の興行収入を記録。日本では1作目こそ劇場未公開ながら、2作目の劇場公開時にはその過激さとアート・ザ・クラウンのどこかキュートな佇まいが話題となり、スマッシュヒットとなった。
そしてシリーズ第3弾『テリファー 聖夜の悪夢』の舞台はクリスマス。全米では公開するや否や『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』を抜き、たった4日間で2152万ドル(約32億円)を叩き出し、興行収入ランキング1位を記録した。スケールアップしたアート・ザ・クラウンの無双ぶりと、殺しへのこだわりから目が離せない!
恐怖の殺人鬼が日本の神社でやりたい放題!?
このたび、めでたく(?)日本上陸を果たした殺人鬼アート・ザ・クラウンの手にはチェーンソーでも手斧でもなく、ヒット祈願の木札が握られていた。場所は東京・渋谷の金王八幡宮。出世の御利益でも知られる八幡様だ。
この日アートが八幡様を訪れたのはほかでもない、11月29日(※いい肉の日)に公開される映画『テリファー 聖夜の悪夢』のヒットを願い、御祈祷を受けるためである。
しかし殺人鬼といえども、ここで無礼は許されない。鳥居の前で一礼し、境内に歩を進めるアート。総漆塗の社殿に招き入れられると、その厳粛な雰囲気に圧倒されているかのように“ちょこん”と椅子に座り、御祈祷を待つ姿はシュールそのものだ。
無事に御祓いを済ませ、祝詞を聞く間もおとなしく首をたれて微動だにしない姿は、幾人もの善良な市民を血祭りにあげてきたアートと同一人物とは思えない殊勝ぶり。それだけアート自身も『テリファー 聖夜の悪夢』が日本でヒットすることを本気で願っているのだろう。
アート・ザ・クラウンがおもむろに突き出した手に握られていたのは……
御祈祷を終えてお神酒をありがたく頂き、この日の八幡様訪問は無事終了と思われた、そのとき! アートは取材陣が予想だにしない行動に出た。
なんと、一目散に社務所に向かい、100円玉を差し出すと、おみくじを引き始めたのである。
固唾をのんで一同が見守る中、アートが引いたおみくじは「中吉」であった。なんとも中途半端な結果に、普段は無表情なアートの頬が苦笑いに歪んだように見えたのは気のせいだろうか――。
ともあれ、これにて殺人鬼アート・ザ・クラウンによるヒット祈願は大団円のうちに終了。映画の中では神出鬼没のアートだけに、今後も突然、あなたの街に現れるかも?
『テリファー 聖夜の悪夢』は2024年11月29日(金)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国公開