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クオータ制ってなに?3人の経済人が語る『女性がもっと活躍する北海道』

SASARU

政治や自身の暮らしについて、改めて深く考える機会となった秋の衆議院選挙。
もう他人事ではない「クオータ制」という言葉をご存知でしょうか。

もともと女性の政治進出の遅れを正す目的で設けられたもので、政治や企業において議員候補者や役職者の一定数を女性と定め、割り当てを行う制度を指します。

11月11日(月)に札幌で行われるイベント「経済人、クオータ制を語る」では、各企業や政治への女性参画などに焦点をあて、北海道を代表する3人の経済人による熱いトークセッションが期待されています。

興味・理解を啓発「そもそもゼロ議会って?」

今回イベントを主催する『クオータ制を推進する会・北海道(Qの会・北海道)』では、これまでも北海道の市町村議会において女性の活躍を呼びかける活動を行ってきました。

北海道では、女性議員がゼロの「ゼロ議会」は47、ひとりしかいない「ワン議会」は50もあり、179ある市町村のうち97もの市町村がゼロワン議会という現状です。※2023年11月1日時点

「女性が活躍する場」の少なさは政治だけでなく、都道府県版ジェンダー・ギャップ指数2024によると北海道は経済・行政・教育の3分野においても最下位。

今回のイベントでは、様々な分野においての「クオータ制」について、それぞれの経験談や企業としての取り組みなどを語っていただきます。
北海道を代表する経済人たちは、『地方でも女性が活躍する北海道』をどう思い描いているのか。

クオータ制にあまり興味を持ってこなかった人々を対象に、理解を啓発する活動の場になることが期待されます。

【登壇者】
丸谷 智保 氏
北海道経済同友会代表幹事 株式会社セコマ 代表取締役会長
長沼 昭夫 氏
北海道コンフェクトグループ株式会社 取締役会長
羽山ひの木氏
株式会社札幌丸井三越 販売統括部店舗運営担当 コーディネーター
前 株式会社札幌丸井三越執行役員 丸井今井札幌本店長 札幌三越店長

クオータ(割当)までの道のりは?伸びしろしかない北海道

就業率の男女差や、フルタイム勤務する男女間の賃金格差、企業や法人の役員・管理職の男女比・・。
ジェンダー・クオータ制において課題の多い北海道の経済分野においても、率直な意見が伺える機会に胸が膨らみます。

秋の選挙では、地方議員を経て国会議員になった方も増えました。もっともっと女性議員が発言できる北海道を目指したいですよね。

今回のイベントも、北海道のクオータ制について関心が高まるきっかけとなるのではないでしょうか。
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経済人、クオータ制を語る~北海道を代表する経済人とクオータ制を熱く語り尽くす夕べ~
開催日時:2024年11月11日(月)18時~19時30分
(※参加申し込み期間は終了しています)
会場:札幌エルプラザ 札幌市男女共同参画センター 4F 大研修室
住所:札幌市北区北8条西3丁目28
主催:クオータ制を推進する会・北海道(Qの会・北海道)
共催:クオータ制を推進する会(Qの会)、札幌市男女共同参画センター、BPW札幌クラブ
後援:北海道 札幌市 公益財団法人北海道女性協会 北海道女性団体連絡協議会 I女性会議北海道 北海道の高齢社会をよくする北海道の会

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