チーズがとろ〜りとろける!食べやすい「ヤンニョムチキン」のレシピ
やみつきになる!チーズたっぷりヤンニョムチキンのレシピ
調理時間:35分
甘辛いヤンニョムチキンと、クリーミーなチーズソースの組み合わせがクセになるレシピです。ヤンニョムチキン単体で食べると辛さが際立ちますが、チーズソースをかけると辛さがやわらぎ、お子さんでも食べやすい味わいに変化します。
電子レンジで作るチーズソースの濃さは牛乳の量で調整可能です。牛乳30ccで濃厚に、50ccでさらっとかるく仕上がるので、お好みで調整してください。
材料(2~3人分)
鶏もも肉:1枚(約300g)
下味
しょうが(すりおろし):大さじ1/2杯
酒:大さじ1杯
塩:小さじ1/5杯
たれ
ケチャップ:大さじ2杯
コチュジャン:大さじ1杯
にんにく(すりおろし):小さじ1杯
砂糖:小さじ2杯
しょうゆ:小さじ1杯
穀物酢:小さじ1杯
衣
片栗粉:大さじ4~5杯
チーズソース
とろけるチーズ:50g
牛乳:30~50cc
薄力粉:小さじ1/2杯
揚げ油
サラダ油:大さじ4~5杯
作り方
鶏もも肉を切る
鶏もも肉の筋や余分な脂を取り、やや大きめのひと口大に切ります。
下味を揉み込んで置く
鶏もも肉をボウルに入れ、酒、塩を入れます。しょうが(すりおろし)を絞ってしょうが汁を入れて揉み込みます。ラップを落として15分置きます。
片栗粉をまぶす
ボウルに片栗粉を入れて箸でよく混ぜます。下味の調味料の汁気は切らずにそのまま使います。
サラダ油で揚げ焼きにする
フライパンや鍋にサラダ油を入れて中火で30秒ほど熱し、鶏もも肉の皮目が下になるように並べます。動かさずに2分ほど揚げ焼きします。動かさないことで衣が剥れずきれいに揚がります。
皮目が色づいたら返し、動かさずにさらに2分ほど揚げ焼きします。
全体がこんがり色づくまで計8分ほど、返しながら揚げ焼きします。ときどきフライパンを傾けて、鶏もも肉がサラダ油に浸るようにするとカリッと揚がります。揚げ焼きしたらザルや網に取り出します。
たれに絡ませる
別のフライパンにたれの材料をすべて入れて火にかけます。砂糖が溶けたらすぐに火を止めます。煮立たせると水分が飛んで鶏もも肉に絡みにくくなるので注意します。
鶏もも肉を入れてたれを絡めます。ヤンニョムチキンの完成です。
チーズソースを作る
耐熱ボウルに牛乳を入れ、薄力粉をふるいながら加えて泡だて器でよく混ぜます。
ラップをせず電子レンジ600Wで40~50秒ほど、牛乳が沸騰するまで加熱します。
とろけるチーズを入れて混ぜます。
ラップをせず電子レンジ600Wで30~40秒ほど、大きく沸騰するまで加熱してよく混ぜます。チーズソースの完成です。
盛り付ける
ヤンニョムチキンを皿に盛り、チーズソースを上からかけて完成です。
ヤンニョムチキンをおいしく作るコツ
鶏もも肉に酒と塩、しょうがのしぼり汁で下味をつけておくことで、臭みが気にならず、たれの味付けがなじみやすくなります。
鶏もも肉を揚げる際は、動かさないようにするのがポイント。表面の衣が固まる前に動かすと衣が破れ、べチャッと油っぽく揚がってしまいます。表面がしっかり固まってから返しましょう。
ヤンニョムチキンのQ&A
衣がザクザク食感にならない理由は?
片栗粉で衣を作るとやわらかめのしっとり食感になります。ザクザク食感にしたい場合はコーンスターチで衣をつけてみてください。固めのザクザク食感に仕上がります。
大人も子どもも食べられるヤンニョムの味付けが知りたい
鶏もも肉を揚げ焼きにしたら大人と子ども用に分け、コチュジャンの量が異なるたれにそれぞれ絡ませてください。鶏もも肉1枚にコチュジャン大さじ2~3杯で辛口、小さじ1~2杯で甘口に仕上がります。
揚げてもヤンニョムチキンは作れますか?
揚げるとカリッと食感の良いヤンニョムチキンに仕上がります。160~170℃の揚げ油で3~4分を目安に、表面がこんがり色づくまで揚げてください。
ヤンニョムの味の決め手となる調味料はなにですか?
コチュジャンです。コチュジャンの辛さはもちろん、コクや風味もヤンニョム味の決め手となります。辛い物が苦手な方は完全にコチュジャンを抜くのではなく、量を減らして作ってみてください。
チーズいっぱいのヤンニョムチキンで贅沢な時間を過ごそう
クセになる料理を食べたいときは、ヤンニョムチキンにチーズソースをたっぷりかけてみてください。箸が止まらなくなりますよ。チーズや韓国料理が好きな方にもおすすめのレシピです。濃厚なチーズソースと甘辛いヤンニョムチキンの組み合わせで、贅沢な時間を過ごしましょう。
ライター:長曽我部 真未(管理栄養士)